この夏、天王寺や高槻などの警察署で、マイナ免許証と免許証を両方持つ手続きをした人のところに、大阪府警から手紙や電話が届くかもしれません。
大阪府警察は10月27日、府の公安委員会が交付した運転免許証の一部で、内蔵しているICチップの電子署名が合わないことが分かったと知らせました。電子署名は、ICチップの中の情報が正しく作られたものかを確認するための仕組みです。何件あるかは書かれていません。
大阪府警察の「運転免許証に内蔵されたICチップ情報の一部不具合について」出典: 大阪府警察(引用)
対象は5つの警察署での2つの手続き
対象になりうるのは、2026年6月1日から9月4日までに、マイナ免許証を扱う天王寺、高槻、豊中、松原、岸和田の5つの警察署で、次のどちらかの手続きをした人の一部です。
- 免許の更新のあとに、マイナ免許証とIC免許証の2枚持ちを申請した
- IC免許証の再交付を申請した
門真と光明池の運転免許試験場や、ほかの警察署で手続きした人は対象ではありません。5つの警察署で手続きした人でも、全員が対象というわけではありません。
運転には使える、取り替えは府警から
免許証は、車の運転などのときに、これまでどおり使えます。府警は、対象の人に順に手紙と電話で連絡し、新しい免許証と取り替える予定です。連絡があるまで待ってほしいとしています。
ICチップを読み取って使う手続きへの影響は、発表には書かれていません。ネットで銀行の口座を開くときなど、スマホでICチップを読み取って本人確認をするサービスは増えています。手続きでうまくいかないことがあれば、府警の問い合わせ先に尋ねるのが近道です。ICチップの読み取りによる本人確認の広がりは、ネットの口座開設、ICチップ読み取りへ 金融庁が早めの切り替えを求めるにまとめています。
連絡を待つ間にできること
- 6月から9月に、5つの警察署で2枚持ちや再交付の手続きをしたかを思い出しておく
- 分からないことは、門真運転免許試験場(06-6908-9121、平日9時〜17時)に聞く。自動音声が流れたら「9」を押す
- 警察を名乗る連絡で、お金や口座の情報を求められたら応じない
3つめは、府警がほかのページで注意を呼びかけている手口です。警察官をかたって電話をかけ、警察のサイトに似せた偽のサイトで「逮捕状」を見せ、口座の暗証番号を入力させる詐欺が起きています。府警は、警察官がメッセージアプリやウェブサイトで逮捕状を見せたり、口座の情報を求めたりすることは絶対にないとしています。
免許証の取り替えの話に乗じた電話には、いったん切ってから府警の番号にかけ直すくらいでちょうどええで。