レンタルや中古の買い物で使う人も多い「ゲオアプリ」に、脆弱性が2件見つかりました。JVN(JPCERT/CC・IPAが運営する脆弱性情報の窓口)が2026年10月15日に公表したものです。放っておくと、パスワードを盗まれたり、偽のサイトを表示されてだまされたりするおそれがあります。
どんな脆弱性か
公表によると、見つかったのは次の2件です。
- 偽サイトの表示につながる問題(CVE-2026-96614): アプリを起動するリンクの処理に問題があり、悪用されると、アプリの中に偽のサイトを表示されるおそれがあります。本物そっくりの画面でパスワードやカード情報を入力させる、フィッシング詐欺に使われる心配があります。
- パスワードが盗まれる問題(CVE-2026-105271): 重要な情報を暗号化せずに保存していたため、利用者のパスワードが盗まれる可能性があります。ただし、悪用には端末への物理的なアクセスや一定の権限が必要とされ、誰でも簡単に盗めるわけではありません。
JVNが公表したゲオアプリの脆弱性情報(JVN#40460777)出典: JVN(JPCERT/CC・IPA)(引用)
影響を受けるのは、ゲオアプリのバージョン11.8.6以前です。11.8.8以降で修正されています。
暮らしへの影響と今すぐやること
ゲオアプリは、レンタルや中古ゲーム・スマホの購入、買取の申し込みなどに使われています。ログインに使うパスワードが狙われる点で、使っている人は早めの対応が安心です。
- アプリを最新版に更新する: いちばん確実な対策です。AndroidはGoogle Play、iPhoneはApp Storeから、ゲオアプリを11.8.8以降に更新してください。自動更新をオンにしておくと、今後も取りこぼしが減ります。
- パスワードの使い回しを見直す: 万一に備えて、ゲオアプリと同じパスワードを、ほかのサービスでも使っている場合は、別々のものに変えておくと安心です。
- 不審な画面・連絡に注意する: アプリ内やメール・SMSで、急にパスワードやカード情報の入力を求められたら、いったん立ち止まり、公式かどうかを確かめてください。
関西でも利用者は多い
ゲオの店舗は、関西にも数多くあります。レンタルや中古の買い物、スマホの下取りなどで、アプリを使っている人も少なくないでしょう。
スマホのアプリは、インストールしたあと、つい更新を後回しにしがちです。しかし、今回のような脆弱性は、更新で直るものがほとんどです。この機会に、ゲオアプリだけでなく、よく使うアプリの更新がたまっていないか、まとめて確認しておくとよいでしょう。