金融安定理事会(FSB)は2026年10月14日、金融当局に向けた「規制・監督の現代化に係る原則」を公表しました。金融の安全を守りながら、経済成長や将来のリスクに対応できる枠組みを考える案です。現在は広く意見を募る段階で、日本の制度変更が決まったという発表ではありません。
安全を守りながら、見直しを進める8つの原則
今回の文書は、金融当局が規制や監督を見直す際の大きな方向性として、8つの原則を示しています。各国・地域の当局による取り組みの事例も掲載しています。
日本銀行によると、FSBに参加する多くの当局が、すでに規制・監督の枠組みを見直しています。重視しているのは、金融システムの安定や、金融機関の健全性・安全性を損なわないことです。そのうえで、持続可能な経済成長を促せるか、現在と将来の重要なリスクに柔軟に対応できるかを検討しています。
当局同士で知見を共有し、国・地域ごとの取り組みの整合性を高めることも目指しています。意見提出期限は2027年1月8日です。FSB事務局が指定するオンラインフォームを使い、英文で提出する必要があります。








