Microsoftは2026年10月の月例のセキュリティ更新を公開しました。今回は非常に多くの脆弱性が修正され、中にはすでに攻撃に使われている脆弱性も含まれています。会社のパソコンだけでなく、家庭のWindowsパソコンも早めに更新しておくのが安全です。何が直されたのかと、更新のやり方、気をつけたい詐欺を、暮らしの目線で整理します。
今回の更新のポイント
Windowsの月例更新は、毎月まとめて配られるセキュリティの修正です。今回の更新で特に注意したいのは、すでに攻撃に使われている脆弱性(CVE-2026-96951)が含まれていることです。これはWindowsの「シェル」というしくみのセキュリティ機能を回避できる問題で、更新が公開される前から悪用されていたとされています。
こうした「すでに悪用されている」脆弱性は、直す前の状態のまま使い続けると危険です。Microsoftも早急な適用を呼びかけています。むずかしい作業は要らず、Windows Updateで更新するだけです。
なお、今回の更新を当てたあと、一部のUSB接続の音声機器で不具合が出ることが報告されています。会議用のマイクやスピーカーなどを使っている場合は、あわせて確認してください。
Windowsの10月の月例更新の要点と、家庭でやること(編集部作成)作成: 編集部 / もとの資料: 西のITメディア編集部
大阪・関西の家庭でも
パソコンの脆弱性に、地域による違いはありません。関西の家庭でも、仕事用はもちろん、家計の管理やネットショッピング、子どもの学習に使っている家庭のパソコンが対象です。「会社のIT担当がやること」と思いがちですが、家庭のパソコンは自分で更新するしかありません。
とくに気をつけたいのが、この手のニュースに便乗した詐欺です。「緊急の更新が必要です」「ウイルスに感染しました」とおどして、偽のサイトに誘導したり、電話をかけさせたりする手口があります。更新は、あくまでWindowsの「設定」から自分で行うもので、届いたメールやポップアップのリンクから行うものではありません。
今日からできること
- Windows Updateで更新する: 「スタート」→「設定」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」。更新を入れて、求められたら再起動します
- 自動更新を有効にしておく: 次からは自動で当たるようにしておくと、当て忘れを防げます
- 再起動まで終える: 再起動して、はじめて更新が適用されます。「あとで」を続けず、早めに済ませます
- 古いWindowsを確かめる: サポートが終わったWindowsは修正が届きません。Windows 10を使っているなら、延長の更新を受けられる状態か、買い替えかを検討します
- 偽の更新通知にだまされない: メールやポップアップの「今すぐ更新」はたどらず、必ず自分で「設定」から確認します
脆弱性のニュースは不安になるけど、やることはシンプルや。Windows Updateで更新して再起動する、それだけ。あやしい「更新して」のメールやポップアップには、ついていかんといてな。