大阪市は2026年10月15日14時、文化支援事業の委託先が管理する応募フォームで、40名分の個人情報が漏えいしたと発表しました。他の申込者の情報を閲覧できる状態になっていましたが、委託先は2026年10月14日12時30分に設定を修正し、閲覧できなくしています。
連絡先だけでなく、学年や応募動機も対象
問題があったのは、咲くやこの花賞受賞者等支援事業企画運営業務の委託先が管理する応募フォームです。2026年9月29日14時にイベント情報を公開し、参加者の募集を始めていました。
漏えいした情報は、40名分の氏名、学年、電話番号、ファックス番号、メールアドレス、応募動機です。大阪市によると、原因は委託先がフォームを作成した際に、閲覧設定を誤ったことでした。
2026年10月14日11時50分頃、申込者が大阪市総合コールセンターに連絡しました。担当職員が直ちに確認し、漏えいが判明しました。発表時点で、不正利用などの二次被害は確認されていません。
大阪・関西では、市が対象者に説明し委託先に再点検を指導
大阪市は2026年10月15日12時頃、対象の40名にメールで経緯を説明し、謝罪と問合せ先の案内をしました。2026年10月15日13時頃からは、電話でも順次、説明と謝罪を行っています。
市は委託先に対し、個人情報管理の再点検と、個人情報を扱う作業を複数人で確認するダブルチェック体制の構築を指導しました。市の職員にも事案を知らせ、他の業務で同様の問題が起きないよう注意を促しています。
暮らしと仕事への影響
今回の事業に申し込んだ人は、市からの説明で、自分のどの情報が対象になったか、相談先はどこかを確認しておきたいところです。閲覧設定の修正と、二次被害が確認されていないことは、分けて受け止める必要があります。
仕事で申込フォームを作る人にとっても、確認すべき点が見える事案です。入力を受け付けられるかだけでなく、申込者側から他人の回答が見えないかを、公開前の確認項目に入れることが大切です。連絡先に加え、応募動機などの自由記入欄も含めて、誰が閲覧できる設定なのかを点検する必要があります。