家族が亡くなったあと、何から手をつければいいのか。役所の届け出に年金、保険、銀行、相続と、手続きは多く、どこへ行けばよいかも分かりにくいものです。京都市は11月4日から、こうした手続きを1冊にまとめた「おくやみハンドブック」を配り、電話で聞ける「おくやみコールセンター」を開きます。
京都市の「おくやみハンドブック配布・おくやみコールセンター開設について」(10月26日)出典: 京都市(引用)
ハンドブックに載ること 手続きを3つに分けて説明
| 区分 |
主な中身 |
| 区役所・支所などでの手続き |
国民健康保険、国民年金、介護保険、税金など |
| 区役所以外の手続き |
公共料金、金融機関など |
| 相続の手続き |
相続の手続き全般 |
| ほかに載るもの |
持ち物と手続きを管理するチェックリスト、関係する部署の連絡先と行き方 |
京都市は、遺族が「必要な手続きが何かも分からない」状態から、ハンドブックを見ながら疑問を解き、窓口に向かえるようにするとしています。11月に1万部を作り、2027年4月には時点を直して1万5,000部を作り直す予定です。
どこでもらえるか 死亡届の窓口とデジタルブック
紙のハンドブックは、京都市内の死亡届を出す窓口で配ります。区役所・支所の戸籍住民担当、出張所、宿直室です。
京都市のホームページにも、デジタルブックを11月4日(水)に載せる予定です。離れて暮らす家族も、スマホやパソコンで同じ中身を読めます。
コールセンターに電話で聞けること
| 項目 |
内容 |
| 電話番号 |
075-332-0983 |
| 受付開始 |
2026年11月4日(水) |
| 受付時間 |
午前9時から午後5時まで(土日・祝日、12月29日から1月3日は休み) |
| 聞けること |
各種の申請や届け出の手続きの案内、状況に応じた相談 |
京都市は、ハンドブックを見ながら電話で疑問を解くことで、行かなくてよい窓口に足を運ぶ回数を減らせるとしています。
京都・関西の家族がやること 先に役割を分けておく
亡くなった直後は、葬儀の準備と重なり、手続きに目を通す時間が取りにくいものです。京都市の家族なら、次のように使えます。
- 死亡届を出すときにハンドブックを受け取り、チェックリストで手続きを家族で分ける
- 離れて暮らすきょうだいには、デジタルブックのページを送っておく
- どの窓口に行けばよいか迷ったら、出かける前にコールセンターに電話して確かめる
家族が亡くなった後の時期を狙って、還付金や相続の手続きをうたう電話やはがきが届くこともあります。手続きの案内は、ハンドブックや区役所、コールセンターなど、京都市の窓口で確かめると安心です(編集部の注意です)。