関西の自治体が、暮らしに役立つアプリやデジタルの窓口を次々に用意しています。子ども・若者の相談、歩いて健康づくり、防災の情報、各種の手続きなど、分野はさまざまです。身近な例を見ながら、かしこい使い方を整理します。
どんなアプリが広がっているか
分野ごとに、身近な例があります。
関西の自治体アプリ、分野別の例(編集部作成)作成: 編集部 / もとの資料: 西のITメディア編集部
- 相談: 大阪府枚方市の相談チャットアプリ「ぽーち」は、市内の18歳以下が無料・匿名で、専門の相談員に文字で相談できます
- 健康: 京都府宇治市の「うじウォーク」は、無料アプリで歩いてポイントを貯め、景品抽選に応募できます
- 防災: 緊急速報メールや、市町村の防災アプリで、災害の情報を受け取れます
- 手続き: マイナポータルや、市町村の電子申請で、証明書の取得や申請ができます
無料で使えるものが多く、電話や対面が苦手な人、続ける動機づけがほしい人に向いています。行政のデジタル化(行政DX)の一つとして、関西でも身近なサービスが増えています。
使うときに気をつけること
便利な一方で、気をつけたい点もあります。
自治体アプリを使う前の5つの確認(編集部作成)作成: 編集部 / もとの資料: 西のITメディア編集部
特に大事なのは、偽アプリに注意することです。アプリは、公式のアプリストアや、市の公式ページにあるリンク・QRコードから入れてください。似た名前の偽アプリに、個人情報を入力してしまう被害を防ぐためです。
また、どんな個人情報を預けるか、データがどう扱われるかを確かめる習慣も大切です。クレジットカードの写真やパスワードのような、取り返しのつかない情報を安易に入力しないことは、どのアプリでも共通です。緊急の相談は、アプリの返信を待たず、110番や専門の窓口も使ってください。
大阪・関西では
関西の各市町村で、暮らしのアプリやデジタルの窓口が広がっています。お住まいの市町村のホームページを見ると、相談・健康・防災・手続きなどのアプリが案内されていることがあります。
登録の操作が不安な場合は、市のサポートを頼る方法もあります。宇治市の「うじウォーク」では、市の職員が無料で登録を手伝う「出張サポート」があります。高齢の家族や、スマホに不慣れな人は、こうしたサポートや、家族の手助けを使って始めるとよいでしょう。
今日からできること
- お住まいの市町村のホームページで、暮らしに使えるアプリやデジタルの窓口がないか見てみる
- アプリは、公式のアプリストアや市の公式ページのリンク・QRコードから入れる(偽アプリに注意)
- 預ける個人情報と、データの扱いを確かめる。カードの写真やパスワードは安易に入力しない
- 緊急の相談は、アプリの返信を待たず、110番や専門の窓口も使う
- 登録が不安なら、市のサポートや家族の手助けを使う
便利な道具が増えるのはええことや。入れる前にちょっとだけ、公式かどうかと、何を預けるかを確かめる。それだけで、安心して使えるで。