東大阪市教育委員会は、市立の小中学校の子どもたちのアイデアを形にするクラウドファンディング「みらいクリエイターズアクション」について、ふるさとチョイスを通じた寄付の受け付けを止めていると知らせました。寄付をしたい人は、寄附申込書で手続きできます。どんなプロジェクトか、寄付したい人の手順をまとめます。
何が起きた? ふるさとチョイスでの寄付が止まっている
東大阪市の10月21日のページによると、ふるさとチョイスを通じたガバメントクラウドファンディング(自治体のクラウドファンディング)での寄付の受け付けを止めています。
東大阪市のみらいクリエイターズアクションのページ(10月21日)出典: 東大阪市(引用)
ふるさとチョイスは、第三者による不正アクセスで会員の情報が流出し、10月19日から関連のサービスを止めています。くわしくはふるさとチョイス、会員情報445万件が流出 寄付する人が確かめることにまとめています。
市は、寄付を希望する人は寄附申込書で手続きできるとして、次の窓口に問い合わせるよう案内しています。
- 電話: 東大阪市教育委員会事務局みらい教育室(06-4309-3267)
- 市のお問い合わせフォーム
どんなクラウドファンディング? 子どもの「やってみたい」を形に
東大阪市の市立の小中学校と義務教育学校では、「夢TRY科」などの探究の学習で、子どもたちが地域や社会の課題、自分の興味をもとにアイデアを出しています。みらいクリエイターズアクションは、そのアイデアを実際のプロジェクトにする費用を、ふるさと納税の仕組みを使ったクラウドファンディングで集めるものです。
- 目標の金額: 200万円
- 受け付けの期間: 2026年10月1日から12月31日まで
- 実施: 2027年度に予定
2027年度に予定しているのは、次の3つのプロジェクトです。
- いじめ「ゼロ」プロジェクト(東大阪市生徒会交流会): 市立の全25中学校の生徒会の役員が中心になり、いじめの予防や防止を呼びかける。市全体のスローガンや啓発の動画を作り、ピンクシャツやピンクバンドを身につける
- 子どもたちの「自治」を育むプロジェクト(市立長瀬南小学校): 児童会が中心になって、図書室を自分で学んだり、ものを作ったりできる居場所に改装する内容を考える
- お花で環境美化プロジェクト(市立若江中学校): 生徒会や美化委員会が、花壇のデザインから土づくり、苗の植えつけまでを考えて行う
寄付は、ピンクシャツなどの購入や動画の制作、図書室の改装の備品、花壇の備品や苗、土などに使うとしています。
暮らしと仕事への影響
ふるさとチョイスの停止は、ふだんの返礼品のふるさと納税だけでなく、自治体がテーマを決めて寄付を集めるクラウドファンディングにも及んでいます。受け付けの期間が決まっているクラウドファンディングでは、止まっているあいだも期間が進みます。
東大阪市は、申込書という別の手続きを用意しました。ほかの自治体のクラウドファンディングに寄付しようとしている人も、ふるさとチョイスが戻るのを待つ以外の方法がないか、その自治体のページで確かめられます。
今日からできること
- 応援したい人は電話で問い合わせる: 東大阪市教育委員会事務局みらい教育室(06-4309-3267)に、寄附申込書での手続きをたずねます。
- 期間を確かめる: 受け付けは12月31日までです。年末の寄付を考えているなら、早めに手続きを始めます。
- ふるさとチョイスを名乗る連絡に注意する: 寄付を急がせるメールやSMSのリンクは開かず、市のページや電話で確かめます。
大阪・関西では
今回のプロジェクトは、市立の全25中学校の生徒会が一緒に取り組むいじめの予防の活動や、小学校の図書室の改装、中学校の花壇づくりと、子どもたちが自分で考えて動くものです。
たとえば、東大阪で育った人や、子どもや孫が市内の学校に通っている人なら、年末のふるさと納税の一部を、このクラウドファンディングに回すのも一つの方法です。申込書での手続きの流れは、みらい教育室にたずねると確かめられます。
子どもらの挑戦、電話一本で応援できるで。