東大阪市は2026年10月21日、小型充電式電池の出し方の案内を更新しました。家庭ごみや不燃の小物に混ぜず、専用の回収先へ出すよう求めています。持ち込みが難しい人には、電池を取り外せない小型家電も対象にした無料の戸別訪問収集があります。
取り外した電池は端子を覆って回収へ
対象となる小型充電式電池には、リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池があります。市が挙げる使用製品の例は、モバイルバッテリー、ハンディファン、ワイヤレスイヤホンなどです。
市は廃棄時に、電化製品から電池を取り外すよう案内しています。取り外した電池は、金属端子のプラス極とマイナス極をテープなどで覆い、電気が流れないようにする「絶縁」をしてから回収ボックスへ出します。
電池の種類によって回収先は異なります。使い切り乾電池とコイン電池は乾電池回収ボックス、ボタン電池はボタン電池工業会の回収ボックスへ出します。車・バイク用バッテリーと鉛蓄電池は市では回収せず、販売店への相談を案内しています。
大阪・関西では 東大阪市の回収先と訪問収集
東大阪市の回収拠点は、市役所本庁舎や各リージョンセンターなどです。回収協力店の最新情報や対象電池は、一般社団法人JBRCのウェブサイトで確認します。小型充電式電池回収ボックスの対象は、家庭から出るものに限られます。
市は2025年8月から、回収拠点への持ち込みが困難な人向けに、無料の戸別訪問収集を実施しています。小型充電式電池のほか、電池を取り外せない小型家電や、膨らんで変形した小型充電式電池なども収集します。
申し込み先は大型ごみ受付センター(072-962-5374)です。収集日当日は在宅し、玄関先で作業員に直接渡す必要があります。時刻の指定はできません。電動アシスト自転車の充電式電池は、市回収拠点へ出すか、自転車販売店に相談します。
暮らしと仕事への影響
市によると、市内の収集車や処理施設で、リチウムイオン電池などが原因とみられる火災が発生しています。強い圧力や衝撃で発熱・発火・破裂する恐れがあり、ごみの収集・処理が止まる恐れもあります。
家庭で小型機器を片付けるときは、本体の大きさだけでなく、充電池が入っているか、取り外せるかを確認することが分別の出発点です。取り外せない場合にも収集の選択肢があるため、本体ごと家庭ごみに混ぜずに済みます。
職場の機器を処分する場合は、家庭向け回収ボックスと区別が必要です。家庭の片付けと職場の備品整理を、同じ回収方法で進めないことが大切です。