月曜の夜11時すぎ、生野区の家で、部屋の明かりが一瞬だけ消えた。翌朝の5時前にも、昼すぎにもまた消えて、最後は1時間あまり戻らなかった。思い当たる人には、その理由がようやく分かりました。
大阪市は10月28日、生野区・阿倍野区・東住吉区の一部で起きた停電の原因が、市の下水道の設備にあったと発表しました。電気を送る関西電力送配電ではなく、電気を受ける側の設備の不具合が、周りの家や店の停電につながっていました。
大阪市建設局の報道発表資料(10月28日18時発表)出典: 大阪市(引用)
26日の夜から27日の昼すぎまでに4回
停電したのは、次の地域です。
- 生野区:生野東1〜4丁目、生野西1丁目、生野西3〜4丁目、林寺2丁目、勝山南1〜3丁目
- 阿倍野区:天王寺町北3丁目
- 東住吉区:桑津1丁目
時刻は、26日(月)の23時12分から13分、27日(火)の4時47分から5時3分、9時24分から25分、13時22分から14時39分の4回です。市は「最大1時間程度」としていますが、最後の1回は1時間17分ほど続きました。周りの地域への送電は、27日の14時39分に戻っています。
原因は、電気を受ける側のケーブル
不具合が起きたのは、市の建設局が持ち、管理している「林寺2幹線仮貯留設備」(生野区林寺1丁目)です。この設備が電力会社から電気を受けている高圧ケーブルで、絶縁が悪くなり、地絡(漏電)が起きていました。
分かったのは、最後の停電が終わった直後です。27日の14時50分、電力会社から、設備の維持管理を受け持つクリアウォーターOSAKAに、地絡が起きているという連絡がありました。両社の社員が現地でケーブルを調べて原因を突き止め、電力会社が設備への送電を止めました。
ケーブルの絶縁が悪くなった理由は、まだ調べている最中です。
排水のポンプは止まったまま
送電を止めたことで、設備の中にある貯留水の排水ポンプも止まりました。28日の発表の時点でも止まったままです。
ポンプが止まったことによる影響と、その範囲も調べている最中です。ただ、市は、すぐに影響が出ることはないとしています。運転が必要なときは、仮設の発電機を使うなどして動かす方針です。原因と影響は、詳しく分かり次第、改めて知らせるとしています。
近くに住む人、働く人ができること
不具合のあった設備は電気の供給から切り離されているので、この不具合でまた停電する心配はないと市は説明しています。
夜中や明け方の停電は、気づかないうちに、目覚ましやエアコンのタイマー、録画の予約が狂っていることがあります。対象の地域にいた人は、一度確かめておくと安心です。
この件について聞きたいことがあれば、大阪市建設局東部方面管理事務所設備課(06-6969-5847、土日祝を除く9時から17時30分)が窓口です。これから停電に気づいたときは、関西電力送配電の停電情報のページで、地域ごとの停電と復旧の見込みを見られます。過去の停電の一覧も載っています。
大阪の生野や阿倍野、東住吉で夜中に電気が消えたんは、これが原因やったんやね。同じ原因でまた消えることはないで。