Googleは2026年10月13日、Chromeの安定版を更新し、37件の脆弱性を修正しました。中には、深刻度が最も高い「Critical(重大)」が7件含まれます。悪用は確認されていませんが、重大な修正を含むため、早めの更新が安全です。Chromeは世界中で最も使われているブラウザの一つで、家庭のパソコンにも入っています。何が直されたのかと、更新のやり方、気をつけたい詐欺を、暮らしの目線で整理します。
今回の更新のポイント
今回の安定版の版番号は、WindowsとMacが155.0.8059.79(一部.80)、Linuxが155.0.8059.79です。修正された脆弱性は37件で、内訳は、Criticalが7件、Highが29件、Mediumが1件です。Criticalの多くは、メモリの扱いに関わる問題とされています。
公開時点で、これらの脆弱性が実際に攻撃に使われたという情報はありません。アメリカのCISA(サイバーセキュリティの政府機関)が公開している「悪用が確認された脆弱性の一覧」にも、2026年10月14日の時点では載っていません。とはいえ、Critical(重大)が7件と多いため、後回しにせず更新しておくのが安心です。
Chromeの10月13日の更新の要点と、家庭でやること(編集部作成)作成: 編集部 / もとの資料: 西のITメディア編集部
大阪・関西の家庭でも
パソコンの脆弱性に、地域による違いはありません。関西の家庭でも、ネットショッピングや銀行の手続き、子どもの学習、動画の視聴など、Chromeを入り口にしている人は多いはずです。ブラウザは、インターネットと直接やり取りする「窓口」なので、古いままだと危険が入り込みやすくなります。
少し前には、Windowsの更新でも、すでに攻撃に使われている脆弱性が見つかりました。あわせて確かめておくと安心です。
今日からできること
- Chromeを更新して再起動する: 「…」メニュー→「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を開くと、更新の確認が始まります。更新が入ったら、求められたとおり再起動します。再起動して、はじめて新しい版になります
- 開きっぱなしに注意する: Chromeを何日も閉じていないと、更新が適用されません。しばらく再起動していないなら、一度閉じて開き直します
- Edgeも更新する: Microsoft Edgeも同じ土台(Chromium)なので、同じ系統の修正が配られます。Edgeを使っているなら、Edgeも最新版にします
- 偽の更新通知にだまされない: 「今すぐ更新してください」「ウイルスに感染しました」とおどして偽サイトに誘う手口があります。更新は、必ずブラウザのメニューから自分で行い、届いたメールやポップアップのリンクはたどりません
脆弱性のニュースは不安になるけど、やることはシンプルや。Chromeを開いて「Chromeについて」を見て、更新して再起動する。それだけ。あやしい「更新して」のメールやポップアップには、ついていかんといてな。