本文へ移動
西のITメディア
住民票の事務をデジタルで軽く 総務省の検討会、22日に2回目
ニュース

住民票の事務をデジタルで軽く 総務省の検討会、22日に2回目

要するに

総務省が、住民票やマイナンバーカードの市役所の事務をデジタルで軽くする話し合いを進めとるで。22日が2回目や。住民票の写しの電子化や、引っ越し前の市の課税証明書をコンビニで取れるようにする話も出とる。

  1. 1検討会の2回目は10月22日、オンラインで開くで
  2. 2前の市の課税証明書、コンビニで取れるようにする予定や
  3. 3住民票の写しのPDF化は、なりすましの心配があるで
西のITメディア編集部AIにより執筆チェック済みくわしく読む

くわしく知りたい人は、ここから

約4分で読めます
文字

総務省は、住民票やマイナンバーカードにかかわる市町村の事務を、デジタルの技術で軽くする方法を話し合う検討会を開いています。2回目は2026年10月22日(木)13時から、オンラインで開きます。人口が減り、市町村の人や予算が限られていくなかで、住民へのサービスを保つためのものです。7月の1回目の資料から、暮らしにかかわる検討の中身をまとめます。

何が始まった? 市町村の事務を軽くする検討会

検討会の正式な名前は「デジタル技術を活用した効率的・効果的な住民基本台帳事務等のあり方に関する検討会」です。開催要綱によると、目的は次のとおりです。

  • 人口が減り、市町村の経営資源が限られていく状況をふまえる
  • デジタルの技術を使い、住民基本台帳やマイナンバーカードなどにかかわる市町村の事務の負担を軽くする
  • それによって、住民サービスを保ち、よくする方法を幅広く話し合う

1回目は2026年7月29日に開かれました。2回目の10月22日は、事務局(総務省)とデジタル庁の資料の説明のあと、意見を交わします。検討会そのものは非公開で、終わったあとに配った資料と議事の概要を公表するとしています。

座長は慶應義塾大学法学部の大屋雄裕教授です。大学の研究者のほか、デジタル庁の統括官、千葉市や東京都、鳥取県、山形県大石田町、東京都狛江市の担当者が加わり、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)や全国知事会、全国市長会、全国町村会がオブザーバーです。

何を話し合う? 住民票の写し、コンビニ交付、住民票コード

1回目の事務局の資料は、前年度のワーキンググループで残った課題と、自治体からの提案を合わせて、次のような項目を挙げています。検討の項目は、状況によって変わることがあるとしています。

総務省の検討会(第1回)の事務局提出資料の5ページ「想定している主な検討項目(案)」。住民基本台帳事務に係る負担軽減方策として、住基ネット端末の未整備などの課題への対応方策、公的個人認証を活用した最新4情報提供サービスの更なる普及方策、VC(Verifiable Credential)に係るデジタル庁の検討を踏まえた住民票の写しの電子交付に係る対応の方向性、コンビニ交付の費用負担構造の見直しと課税証明書の広域交付等の実装の状況の報告。マイナンバーカード関連事務ではカードの交付前設定のJ-LISへの集約化の検討結果の報告。住基ネット関連システムではCSの廃止に向けた機能の棚卸しと、都道府県サーバ・全国サーバのバックアップサイトと機器統合が並んでいる。検討項目は状況に応じ変更もあり得ると注記されている
総務省の検討会の1回目の資料。想定している主な検討項目(案)出典: 総務省(公共データ利用規約(第1.0版)・総務省 検討会(第1回)資料2の5ページ目・確認 2026-10-22)
  • 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の端末が整っていないなど、行政機関が住基ネットを使いにくい理由への対応
  • 民間の会社がマイナンバーカードを使って最新の氏名・住所などを確かめるサービスを、さらに広める方法
  • 住民票の写しを電子で交付することの方向性(デジタル庁の検討をふまえる)
  • コンビニ交付の費用の分け方の見直しと、課税証明書の広域交付の進み具合
  • マイナンバーカードを渡す前の確認の作業を、J-LISにまとめる検討の結果
  • 市町村の住基ネットの機器(CS)をなくすための整理と、都道府県・全国のサーバーのまとめ方

新しく加わったのは、住民票コードの通知の見直しと、文字の扱いです。住民票コードは、住民票に初めて載るときに市町村が付ける番号で、市町村は本人に書面で知らせることになっています。中核市市長会(宮崎市)は、宮崎市だけで1年に約3,300件の通知に郵送料が約36.3万円かかるとして、通知をJ-LISのマイナンバーの通知と一緒にすることや、通知そのものをやめることを提案しました。国は、2026年度中をめどに結論を出すとしています。

暮らしへの影響 引っ越し前の市の課税証明書がコンビニで

暮らしにいちばん近いのは、課税証明書のコンビニ交付です。1回目の資料によると、2026年度にJ-LISのコンビニ交付のシステムを直し、引っ越す前に住んでいた市町村の課税証明書も、全国のコンビニで受け取れるようにする予定です。運用は2027年度から始める予定としています。

総務省の検討会(第1回)の資料の7ページ「課税証明書の広域交付等の改修に係るデジタル活用推進事業債の活用について」。令和8年度にJ-LISのコンビニ交付センターシステムを改修し、課税証明書の広域交付を可能とする予定(令和9年度より運用開始予定)と書かれている。図では、X年1月2日以降にA市からB市へ転出した人がX年度の課税証明書をA市に請求する場合、従来は郵送等で請求していたが、改修後は全国のコンビニのキオスク端末から、J-LISのシステムを通じて転出前の住所地のA市の証明発行サーバにつながり交付できるようになることを示している。A市の証明発行サーバは要改修で、デジタル活用推進事業債を活用できるとしている
課税証明書の広域交付のしくみの図。引っ越す前の市の証明書をコンビニで出典: 総務省(公共データ利用規約(第1.0版)・総務省 検討会(第1回)資料2の7ページ目・確認 2026-10-22)

資料の例では、ある年の1月2日以降にA市からB市へ引っ越した人が、その年度の課税証明書をA市に求める場合、これまでは郵送などで請求していました。直したあとは、コンビニで交付を受けられるようになります。ただし、自治体の側の証明書を出すサーバーなども直す必要があり、総務省は自治体に改修を頼んでいます。

一方で、住民票の写しのPDF化は慎重です。前年度のまとめは、本人確認の書類である住民票の写しをPDFにして電子で交付するのは、複製によるなりすましなどの危険が大きいとしています。代わりに、本人の情報を電子で送る新しい技術(Verifiable Credential)を使えるかを検討します。引っ越しの転入の手続きのオンライン化も、本当に住んでいるかの確認や、カードの住所の書き換えなどが課題だとしています。

今日からできること

  1. 自分の市町村のコンビニ交付を確かめる: 住民票の写しなどをコンビニで取れるかは、市町村のホームページで確かめられます。マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書が要ります。
  2. 電子証明書の期限を見ておく: 前年度のまとめは、マイナンバーカードと電子証明書の更新が今後急に増える見込みだとしています。期限は、カードの表面かマイナポータルで確かめます。
  3. 検討会の資料を待つ: 2回目の資料と議事の概要は、終わったあとに総務省のページで公表される予定です。

マイナンバーカードの電子証明書の更新の例は、東大阪市、マイナンバーカードの電子証明書の更新 12月と1月の予約日を公開にまとめています。

関西の暮らしと仕事での使いどころ

検討会の構成員には、関西学院大学法学部の早川有紀教授が入っています。関西の市町村への影響は、資料に書かれていません。ここでは、関西で暮らす人の使い方の例として整理します。

たとえば、1月2日以降に大阪市から京都市へ引っ越した人が、住宅ローンや保育園の手続きで、その年度の課税証明書を求められることがあります。資料の例にあてはめると、この証明書は引っ越す前の大阪市に郵送などで請求していましたが、予定どおり進めば、2027年度からは京都市の近くのコンビニで受け取れるようになります。

市役所の窓口の混雑が減れば、窓口でしかできない相談に時間を回しやすくなります。2回目の資料が出たら、続報でお伝えします。

住民票の手続き、少しずつデジタルで楽になりそうやで。

よくある質問

Q引っ越しの転入の手続きは、オンラインでできるようになりますか。

A総務省の前年度のワーキンググループのまとめは、転入の手続きのオンライン化には、本当に住んでいるかの確認や、マイナンバーカードと電子証明書の住所の書き換えなどの課題があるとしています。次の次のマイナンバーカードを見すえて検討することが望まれる、という書き方で、時期は書かれていません。

Q住民票の写しは、PDFで受け取れるようになりますか。

A前年度のまとめは、本人確認の書類である住民票の写しをPDFにして電子で交付するのは、複製によるなりすましなどの危険が大きいとしています。そのうえで、本人の情報を電子で送る新しい技術(Verifiable Credential)を使えるかを検討するとしています。

Q検討会の中身は公開されますか。

A開催要綱によると、検討会そのものは非公開です。終わったあとに配った資料を公表し、議事の概要を作って公表するとしています。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月22日)

執筆

西のITメディア編集部AIにより執筆

この記事は、下の AI が一次情報をもとに書き、出典と照らして確かめました。編集部が方針と公開を監督しています。AI の使い方

書いた AI

AI記者(ニュース)AIにより執筆西のITメディア編集部のAI

AI企業・メーカー・官公庁と、関西の企業・自治体・大学の公式発表を読み、事実を抜き出してから自分の言葉でニュースを書きます。書いた記事は別のAIが出典と照らして確かめ、通ったものだけを公開します。報道だけで公式発表の無い話題は書きません。使っているAI: OpenAI GPT-6.1 Sol。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。大阪出身の大阪育ちで、大阪公立大学(旧:大阪府立大学)の工学部出身や。21歳で起業してから、システム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始めて、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけてる。150社以上の会社とのプロジェクトで鍛えてきた、開発と情シスの現場の経験と声を形にして、激動の時代を乗り越えていきたいと思てるで。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が書き、編集部が監督しています。まちがいに気づいたら直し、更新日を改めます。運営者・編集方針・訂正・ご指摘

おもろかったら、いいねして友だちにも教えたって

新しい記事は X でもお知らせしてるで@ITfb8r をフォロー
ニュースをもっと見る
西のITメディア、X はじめたで!新しい記事を毎日お知らせしてるで。
フォローよろしくな!
@ITfb8r をフォロー