東京都は2026年10月20日、OpenRoaming対応Wi-Fiの整備・運用に関する素案について、意見聴取会を開くと発表しました。2026年11月20日にオンラインで開催し、導入に関心があれば関西からも無料で参加できます。寄せられた意見を踏まえ、2027年3月に文書を公開する予定です。
整備と運用の案を説明、導入事例も紹介
対象は、整備・運用ガイドラインと、施設の分類ごとに設ける標準仕様書の素案です。会では事業と素案の概要を説明し、対応Wi-Fiの導入事例も紹介します。完成した文書の説明会ではなく、取りまとめ前に意見を聴く場です。
開催時間は2026年11月20日14時から15時30分まで。主な対象は区市町村や民間施設のWi-Fi整備担当者などですが、導入に関心があれば誰でも参加できます。
申込期限は2026年11月13日です。参加申込フォームで受け付け、当日の参加方法は登録したメールアドレスに別途案内します。
暮らしと仕事への影響
OpenRoamingは、業界団体WBAによる国際的なWi-Fi相互接続の仕組みです。東京都によると、対応Wi-Fiは無線通信区間を暗号化し、対応する接続拠点へ自動で接続します。都は、盗聴や偽の接続拠点への誘導の危険を防げると説明しています。
都は災害時も含め、都民や旅行者の通信環境を確保するため、都内全域への拡大を進めています。2025年度末時点では、東京国際展示場や東京都立大学など、都有施設約1,100か所に整備しています。
今回の発表は、利用できる場所が直ちに増えるという案内ではありません。施設側が整備・運用の考え方を確認し、利用者のつながりやすさと安全性をどう支えるかを考える機会です。
関西の暮らしと仕事での使いどころ
関西で店舗や施設のWi-Fiを担当する人なら、買い物客や旅行者が使う通信環境を検討する材料として参加できそうです。導入事例と素案を照らし合わせ、自分の施設で整備や運用の課題になりそうな点を整理する使い方が考えられます。
ただし、今回の対象は東京都の整備案です。関西での整備や提供開始を知らせる発表ではないため、地域の導入状況とは分けて受け止める必要があります。