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近鉄やJR西日本の特典付き社債 買った人の氏名などが漏えいのおそれ
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近鉄やJR西日本の特典付き社債 買った人の氏名などが漏えいのおそれ

要するに

近鉄の第135回の社債は、100万円以上買うた2,678件の氏名と購入金額が対象や。JR西日本とカゴメの分は件数こそ少ないけど住所や生年月日まで。連絡はメールのリンクやなく、証券会社のアプリで見てな。

  1. 1近鉄の分は100万円以上なら、4社どこで買うても対象や
  2. 2証券口座番号やパスワードは、対象に入ってへんねん
  3. 3ポイントも当選の連絡も済んどる。今来る特典の案内は疑ってな
執筆・監修:佐々木 航人が監修しながらAIを活用して執筆くわしく読む

くわしく知りたい人は、ここから

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特典を申し込んでいない人も、対象に含まれます。

近鉄グループホールディングスは10月31日、7月に発行した第135回無担保社債を100万円以上買った人の情報が、外に漏れたおそれがあると発表しました。件数は2,678件。近鉄の発表には、対象は「特典を申し込まれた投資家だけではなく、100万円以上購入された方全員」とあります。

この社債の愛称は「Les Saveurs志摩 運行記念債」です。近鉄のレストラン列車が11月1日にデビューするのを記念して、ネット販売だけで売り出されました。100万円以上買って申し込んだ人にはKIPSポイント5,000ポイントを、抽選で最大30組60名にはペア乗車券を贈る特典付きでした。

では、なぜ申し込んでいない人の名前まで漏れるのでしょうか。

特典を配るための仕組みに、買った人の名簿が集まっていたからです。NTTデータとSecuritize Japanが提供する「社債購入者情報提供サービス」は、これまで証券会社の手もとにあった、買った人の情報を、社債を出した会社にも渡して、特典を配りやすくする仕組みでした。このサービスを支える「デジタル証券プラットフォーム」が、NTTデータの委託先で不正アクセスを受けました。中の情報が外に持ち出されたおそれがあると、各社に知らせが入ったのは10月30日です。

近鉄グループホールディングスの発表文の1ページ目。題は外部サービスへの不正アクセスによる投資家様情報漏えいの可能性について。2の項目に、対象は特典を申し込んだ投資家だけでなく100万円以上購入した全員で2,678件、漏えいした可能性がある情報に氏名と第135回無担保社債の購入金額が含まれると書かれている
近鉄グループホールディングスの10月31日のお詫び。対象を100万円以上の購入者全員としている出典: 近鉄グループホールディングス(引用)

社債ごとに、漏れた情報の範囲が違う

近鉄の社債だけの話ではありません。同じプラットフォームを使ったJR西日本とカゴメも、10月31日にそれぞれ、社債を買った人へのお詫びを出しました。

社債 発行 対象 漏れたおそれのある情報
近鉄グループホールディングス第135回(運行記念債) 2026年7月 100万円以上買った2,678件 氏名、購入金額
JR西日本第80回(WESTをもっと!WESTER債) 2024年6月 2件 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日
カゴメ第1回(日本の野菜で健康応援債) 2023年2月 購入者5,472名のうち109名 JR西日本と同じ6項目

数は近鉄がずば抜けて多いものの、中身が濃いのはJR西日本とカゴメのほうです。住所から生年月日までそろうと、本人あての手紙やメールを、それらしく作れてしまいます。どの社債でも、証券口座の番号やパスワードは、漏れたおそれのある情報に入っていません。

古い社債の情報まで残っていたことにも驚かされます。カゴメの社債は2024年2月に、JR西日本の第80回は2025年6月に、それぞれ償還を終えました。JR西日本の特典だった鉄道優待割引券も、2025年6月末で使えなくなりました。お金を返し終えて1年以上たっても、買った人の名前や住所は、まだプラットフォームの中にあったわけです。

近鉄の社債を売ったのは、野村證券、SBI証券、楽天証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の4社です。4社とも10月31日にお知らせを出し、SBI証券は1,169名、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は95名と人数を示しました。楽天証券の「延べ362件」は3つの社債を合わせた数で、カゴメの109名とJR西日本の2件を引くと、近鉄の分は251件になる計算です。

野村證券は人数を出さず、漏れた情報の中身も「現在確認中」としました。ただ、近鉄の2,678件から3社の分を引くと、残りは1,163件。主幹事の野村證券で買った人の分とみられます。野村證券で100万円以上買った人も、近鉄の発表どおりなら対象です。

楽天証券のお知らせの画面。発生日時は2026年10月30日。外部に持ち出された可能性がある情報の項目に、カゴメ第1回無担保社債と西日本旅客鉄道第80回無担保社債は一部の客、近鉄グループホールディングス第135回無担保社債は100万円以上購入した客と並び、延べ362件と書かれている
楽天証券の10月31日のお知らせ。カゴメ、JR西日本、近鉄の3つの社債で延べ362件としている出典: 楽天証券(引用)

特典は配り終え、仕組みは止まった

特典の受け取りには、今のところ響いていません。近鉄によると、KIPSポイントを贈るのも、ペア乗車券が当たった人に知らせるのも、もう済みました。当選した人が乗るのは2027年1月の予定です。

NTTデータは、購入者への特典の付与を支えるサービス「STdirectServices」を止めました。今は特典を配っている途中の社債が無いので、止めても受け取りに響くことはない、という説明です。

裏を返せば、3つの社債について、これから「特典の申し込みがまだです」「当選しました」と連絡が来る理由は見当たりません。届いたら、まず疑ってかかるのがよさそうです。

一方で、まだ分からないこともあります。どこから入られたのかは、NTTデータの委託先がまだ調べています。近鉄の特典では、申し込みのときにメールアドレスとKIPSのカード番号も入力しましたが、これらが漏れたおそれのある情報に入るかどうかは、近鉄の発表にありません。JR西日本が2025年6月に出した第86回の社債も特典付きでしたが、JR西日本と楽天証券のお知らせの対象には入っていません。

「社債を買い取る」電話に備えてやること

名前と「社債を100万円以上買った」ことが知られると、投資話を装う詐欺に狙われやすくなります。楽天証券のサイトには、楽天証券の社員だと名乗る人が「この社債を買えば数倍の値段で買い取る」と持ちかけた例が載っています。もちろん、楽天証券が個人から社債を買い取ることはありません。

確認は、次の順で進めると迷いません。

  1. メールやSMSのリンクは開かず、いつも使う証券会社のアプリかブックマークからログインする。
  2. ログイン後のお知らせに、自分あての連絡が来ていないかを見る。楽天証券の場合は「重要なお知らせ」の欄です。
  3. パスワードや暗証番号、カードの番号を聞かれたら、答えずに電話を切る。近鉄とJR西日本の発表にも、自社から尋ねることはないとあります。
  4. 楽天証券を使っているなら、パスキーでのログインを設定しておく。

社債を出した会社にも、この件の窓口があります。近鉄グループホールディングスは06-6775-3472(平日10時〜17時)、JR西日本は06-6375-8939(平日9時半〜17時)、カゴメは03-5623-8503(平日9時〜17時)です。お詫びや補償の相場は、判決の額を並べた情報漏えいの補償はいくら 判決は1人1,000円から3万5,000円で確認できます。

JR西日本は2024年と2025年、近鉄は2026年に、特典付きの社債を個人向けに出してきました。関西の鉄道会社が沿線のファンを増やすために使うなら、特典を配り終えた名簿をいつ消すのかまで、次の社債では説明してほしいところです。

鉄道優待割引券の期限が切れて1年以上たっても名前や住所が残っとったんは、買うた側からしたら、ちょっと驚く話やなあ。

出典・参考

人が監修しながらAIを活用して執筆しています。公開したあとも、人が内容を確かめています。

執筆・監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。大阪出身の大阪育ちで、大阪公立大学(旧:大阪府立大学)の工学部出身や。21歳で起業してから、システム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始めて、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけてる。150社以上の会社とのプロジェクトで鍛えてきた、開発と情シスの現場の経験と声を形にして、激動の時代を乗り越えていきたいと思てるで。

記事は、人が監修しながらAIを活用して執筆しています。何を書くかと中身は人が決めて確かめ、記事の中身の責任は編集部(執筆・監修者)が負います。まちがいに気づいたら直し、更新日を改めます。AI の使い方・運営者・編集方針・訂正・ご指摘

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