「あなたの情報が漏えいした可能性があります」。この1か月で、そんな知らせを何通も受け取った人もいるはずです。
情報処理推進機構(IPA)は10月26日、自分の個人情報が漏れたときの対処と、日ごろの対策をまとめて公開しました。IPAの情報セキュリティ安心相談窓口には、「漏えいしたという連絡がきたが、どう対応すればよいか」という相談が数多く寄せられているといいます。
まず、何が漏れたかを確認する
IPAがまず勧めるのは、慌てずに、自分のどの情報が漏れたのかを確認することです。サービスからの連絡やウェブサイトの案内を読み、分からなければサポート窓口に聞きます。そのうえで、漏れた情報ごとに対処します。
| 漏れた情報 | 起こりうること | IPAが勧める対処 | この1週間の例 |
|---|---|---|---|
| IDとパスワード | 不正ログイン。通販での勝手な購入、ネットバンキングの不正送金、SNSのなりすまし投稿 | すぐにパスワードを変え、長く複雑にする。ほかで使い回していれば、そちらも変える | ジョーシンのサブスクの「ログインID、初期パスワード」 |
| クレジットカード情報 | 不正な決済 | カード会社に連絡し、不正利用の確認や、利用停止・再発行を相談する。しばらく明細を見る | 楽天トラベルの海外ホテル予約。カードの下4桁や有効期限など(全桁は含まれない) |
| メールアドレス、電話番号、住所、氏名 | リストにされて闇サイトなどで売られ、偽メールや偽SMS、詐欺電話、不審な郵便物が届く | 突然のメールやSMSは詐欺と考えて無視し、リンクを開かない。不審な着払いは受け取らない | Joshinの会員情報、最大約600万件 |
| 運転免許証などの本人確認書類 | なりすましでクレジットカードやローンを契約される | 信用情報機関に本人申告をする | Joshinのリフォーム写真システムで、免許証の画像2件とマイナンバーカード1件 |
表の右の列は、この1週間に公表された漏えいから、それぞれの種類に当たる例を拾ったものです。漏れた可能性がある人には、各社から個別の連絡が届きます。









