姫路市は2026年10月21日、要介護認定の進捗照会を、インターネット経由で使うクラウドサービス「Graffer要介護認定照会」へ移行すると発表しました。従来のシステムの保守終了に伴うもので、対象事業所は事前登録のうえ、要介護・要支援認定申請の進み具合をWebで確認できます。
利用には事業所登録と受付番号が必要
登録できるのは、居宅介護支援事業所や地域包括支援センター、介護保険施設などのうち、ケアプランを作成する事業所です。病院や申請者個人は対象外です。同一法人でも、事業所番号ごとに利用登録を申請する必要があります。
ログイン後は受付番号で検索します。被保険者番号では検索できません。受付番号票が発行されるのは、認定申請書の情報掲載同意欄にチェックがある場合だけです。
このため、事業所では利用登録だけでなく、照会に必要な受付番号票を確認しておくことも大切です。番号票の交付・再交付申請は、姫路市役所本庁のみで受け付けます。
大阪・関西では
姫路市の新たな照会先では、申請日に加え、認定調査票と主治医意見書が提出されているかを確認できます。審査会予定日と審査完了日も表示されます。進捗を確認できる期間は、申請日から3カ月間です。
市は、事業所と行政の認定業務を効率化し、円滑な支援体制を築くことを目指しています。システムを利用できない病院や申請者個人などには、引き続き電話で回答します。
暮らしと仕事への影響
介護の仕事では、書類の提出状況と審査の予定を分けて確認できる点が、次の対応を考える手がかりになります。ただし、これは申請の進捗を確かめる仕組みです。Webで確認できることと、認定そのものが早まることは分けて受け止める必要があります。
家族の認定申請を気にかけている人にとっては、誰でも使える照会サービスではない点が重要です。本人が確認する場合は電話、対象事業所が確認する場合は登録後にWebという違いを押さえておくと、確認先に迷いにくくなります。