京都市は2026年10月21日、市内に拠点を持つ中小企業等を対象に、外観検査に関する「AI・ロボティクス実践技術研修」を実施すると発表しました。経営者から現場の技術者まで、役割に応じて導入判断や技術を学ぶ全3回の研修を予定しています。
第1回は導入の判断材料を学ぶ
第1回は2026年10月28日に開催します。主な対象は経営者・管理職等で、所要時間は1日・6時間です。2026年10月21日から、導入促進のための枠組み「RAXSA(洛座)」のWebサイトで募集します。
内容は、外観検査の仕組み、導入事例、費用対効果、システム構成です。ソースコードが公開されているソフトウェア「OpenAA」による実演も行います。仕組みの説明だけでなく、導入に必要な構成や、費用に見合う効果を考えるための内容も含まれます。
大阪・関西では:京都市とASTEMが人材育成
研修を実施するのは、京都市と公益財団法人京都高度技術研究所(ASTEM)です。RAXSAの人材育成事業の一環として、対象者に応じて座学と実演を組み合わせます。
第2回は、主に製造現場の初級技術者が対象です。2日間・各5時間で、光やレンズの基礎、カメラ・照明の選定と構築方法を扱い、実演も行います。
第3回は、主に中堅・ベテラン技術者が対象です。こちらも2日間・各5時間で、パソコンと、その基本ソフトであるOS、プログラミング言語C++による産業用ソフトウェア開発、高速化、OpenAAの構築を扱います。第2・第3回の詳細は、準備が整い次第、RAXSAのWebサイトで順次案内されます。
暮らしと仕事への影響
参加を考える企業は、まず「導入するかを判断したい」のか、「現場で構成や開発を担う技術を学びたい」のかを整理すると、各回の内容と照らし合わせやすくなります。経営判断、撮影に関わる光や機器、パソコンとソフトウェアでは、学ぶ内容が異なるためです。
大阪など京都市外から参加を検討する場合も、勤務地だけで判断せず、対象が「京都市内に拠点を持つ中小企業等」である点を確認してください。第2・第3回を希望する人は、今後の案内で日程や参加条件を確かめる必要があります。