NVIDIAは、欧州の提携企業によるAI基盤「NVIDIA DSX」の採用拡大を発表しました。計算機だけでなく電源や冷却もまとめて設計し、資源の消費を抑える仕組みです。工場で組み立て・検証する「DSX POD」も発表し、2027年初めに世界各地で提供する予定です。
冷却用の水を抑え、現地の設置作業も短縮へ
DSXは、計算・通信・ストレージ・電源・冷却を一体で設計するための参照設計です。欧州のAIクラウド企業が採用し、企業や開発者、政府向けの基盤を構築・運用します。
冷却では、液体を循環させる閉ループ液冷と、水を蒸発させない屋外冷却器を組み合わせます。NVIDIAによると、施設冷却用の水消費をほぼゼロに抑えられます。ただし、最も暑い時期に補助的な機械冷却が必要かどうかは、現地の気候によって変わります。
コンテナ型のDSX PODはVera Rubinシステムを採用します。提携企業が出荷前にラック間の配線・配管と動作検証を済ませる設計です。同社によると、準備済みの用地では導入期間を6カ月から最短14日に短縮できます。提供にはDell Technologies、HPE、Lenovoなどが協力します。
日本での提供は発表には書かれていません。日本向けの時期・価格、日本語対応についても記載はありません。








