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国産AIのノエトラとは 44社が出資、国の予算は2026年度3,873億円
AIと暮らし・社会

国産AIのノエトラとは 44社が出資、国の予算は2026年度3,873億円

要するに

ソニーやソフトバンクなど44社が出資したノエトラが、国産AIの開発を始めたんや。国の事業として2026年度は3,873億円の予算がついとる。続けるかは毎年の審査で決まるで。

  1. 1国の予算は2026年度3,873億円。毎年の審査つきや
  2. 22026年度から日本語の理解や推論のモデルを順に作るで
  3. 3シャープやダイキン、島津製作所も参画企業に入っとる

くわしく知りたい人は、ここから

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ソニーグループやソフトバンクなど44社が出資するNoetra(ノエトラ、東京都渋谷区)が、国産のAIの開発を本格的に始めました。経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業にも選ばれています。会社の計画と国の支援の決まりを、公式の資料から整理します。

ノエトラは、AIロボットの土台になるAIを作る

Noetraは2026年7月16日、AIロボットやフィジカルAI(現実の世界で動く機械を賢くするAI)の基盤となる「国産マルチモーダル基盤モデル」の研究開発を本格的に始めたと発表しました。マルチモーダルとは、文章だけでなく、音声・画像・動画・センサーのデータもまとめて扱えることです。

出資したのは合計44社です。中核はソニーグループ、ソフトバンク、NEC、本田技研工業の4社です。開発は、中核の会社のほか、産業技術総合研究所(産総研)やPreferred Networksから参画する技術者が中心になります。

2026年度から段階的に作り、2030年度に「実世界ネイティブAI」

発表にある開発の順番は次のとおりです。

時期 作るもの
2026年度から順次 日本語の理解・論理推論・指示の実行などができる推論基盤モデル
2028年度 言語・画像・動画・音声をまとめて扱うオムニモーダル基盤モデル
2030年度 空間の認識など物理の性質を理解する「実世界ネイティブAI」

計算には、まず国内の事業者の設備を使います。さらにNVIDIAの協力で、GPU「NVIDIA Rubin GPU」を約2万7,500基載せた計算基盤を2027年4月に作り始め、2028年6月から動かす予定です。

国の支援は委託事業、続けるかは毎年度の審査で決まる

国の事業の名前は「AIロボット・フィジカルAIを見据えたマルチモーダル基盤モデル開発事業」です。NEDOの公募には15件の申請があり、2026年6月30日にNoetraと産総研が選ばれました。Noetraがモデルを作る「開発枠」、産総研が先の研究をする「探究枠」を担います。

項目 公式の資料にあること
事業期間 2026年度から2030年度
2026年度の予算 3,873億円(新規)
2027年度 8,964億円を概算要求(要求の段階)
続けるかの判断 毎年度のステージゲート審査

NEDOは、まず2026年度と2027年度の分だけ契約し、その後は毎年度の審査で見直しや継続を決めるとしています。国の事業のサイトによると、作ったモデルは年度ごとに成果として公開する予定です。ただし、学習済みの重み(AIが学んだ結果の数値)は、条件を満たす事業者に限って渡す方針です。

NEDOの資料「AIロボット・フィジカルAIを見据えたマルチモーダル基盤モデル開発事業」の1ページ。実施者はNoetra株式会社と国立研究開発法人産業技術総合研究所。概要には、開発枠ではNoetraがAI基盤モデルの開発と提供を担い、探究枠では産業技術総合研究所が国内外の研究機関と先導研究を担うこと、日本語理解や論理推論などの基盤モデル、画像・動画・音声を理解するマルチモーダル基盤モデル、物理空間も認識できる世界基盤モデルを段階的に開発・提供することが書かれている。下に「現状の課題」「開発内容」「成果の展開方針」の3列があり、成果の展開方針には、学習済みの重みを事業期間内から国内に公開し利用の普及を促すこと、透明性・公益性を担保した公開管理などが並ぶ
NEDOが公開した実施先の提案の概要。開発枠・探究枠と成果の公開の方針が並ぶ出典: NEDO「AIロボット・フィジカルAIを見据えたマルチモーダル基盤モデル開発事業」資料3 実施先提案概要(引用)

暮らしと仕事への影響

すぐに一般の人が使えるサービスが出るわけではありません。一般向けにいつ使えるかは、発表には書かれていません。

NEDOの基本計画は、現場のデータを守りながら将来も安心して使える国産のモデルが要る、としています。学習済みのモデルを渡す相手として示しているのは、国内のモデル開発や利活用の事業者です。図面や作業の記録など、社外に出しにくいデータを持つ会社は、モデルが公開されたときに、どんな条件で使えるかを確かめることになります。

国のAIの方針全体は、国のAIのルールは暮らしと仕事にどう関わる? AI法と基本計画の要点にまとめています。

大阪・関西では、シャープ・ダイキン・島津製作所も参画企業に

Noetraが発表した主な参画企業42社の一覧には、本社を大阪市に置くシャープとダイキン工業、京都市に置く島津製作所が入っています。関西の会社がこのモデルをいつから、どの条件で使えるかは、まだ示されていません。

Noetraのプレスリリースの「主な参画企業(五十音順)」の一覧。旭化成、SGホールディングス、オークマ、沖電気工業、オムロン、鹿島建設、川崎重工業、KDDI総合研究所、神戸製鋼所、Sakana AI、島津製作所、シャープ、JERA、JFEスチール、住友生命保険、ソニーグループ、ソフトバンク、第一三共、ダイキン工業、大和ハウス工業、DMG森精機、東京エレクトロン、東芝、TOPPANホールディングス、日本製鉄、日本生命保険、日本電気、日立製作所、ファナック、富士通、Preferred Networks、本田技研工業、松尾研究所、みずほ銀行、三井住友海上火災保険、三井住友銀行、三菱電機、三菱UFJ銀行、村田製作所、安川電機、ヤマザキマザック、楽天グループの各社が縦に並ぶ
Noetraの発表にある主な参画企業の一覧(五十音順の42社)出典: Noetra株式会社ほか「国産マルチモーダル基盤モデルの開発に向けて本格始動」(引用)

関西の中小の工場や店がすぐに何かを変える話ではありません。モデルの公開の知らせが出たら、自分の会社のどのデータで試せるかを、先に洗い出しとき。

よくある質問

Q国は5年で1兆円を出すと決めたのですか?

A経済産業省と財務省の資料で確かめられるのは、2026年度の予算3,873億円と、2027年度の概算要求の8,964億円です。2027年度の額は要求の段階です。5年間の総額を定めた国の資料は、確かめた範囲では見当たりません(2026年10月5日時点)。

QノエトラのAIは、いつ会社や一般の人が使えますか?

ANoetraは、開発したモデルを研究開発や社会実装の状況を踏まえて、順次外部に提供・公開するとしています。国の事業のサイトでは、年度ごとに成果として公開し、学習済みの重みは条件を満たす事業者に限って提供する方針です。一般向けのサービスの時期は示されていません。

Qマルチモーダル基盤モデルとは何ですか?

A経済産業省の説明では、言語に留まらず、音声・画像・動画・センサーデータなど、多様なデータを扱えるAIモデルのことです。

出典・参考

この記事は、まだ監修者のチェックを受けていません。

執筆

西のITメディア編集部AIにより執筆

この記事は、下の AI が一次情報をもとに書き、出典と照らして確かめました。編集部が方針と公開を監督しています。AI の使い方

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