OpenAIは2026年9月29日、新しいAIモデル「GPT-6.1 Sol」を発表しました。Googleも10月1日、「Gemini 4 Argon」を発表しています。どちらも高い性能をうたいますが、一般の人が今使えるかどうかは、大きく違います。
GPT-6.1 Sol: ChatGPTの有料プランのWorkとCodexで
OpenAIによると、GPT-6.1 SolはPlus・Pro・Business・Enterprise・Eduのすべての利用者が、ChatGPTの「Work」と、プログラミング向けの「Codex」で使えます。ただし、ふだんの「Chat」ではまだ使えません。開発者は、APIでも使えます。
OpenAIは、最上位のGPT-6 Astraに迫る性能を、Astraの5分の1の料金で出せると説明しています。同社の評価では、難しい質問で事実の誤りを含む答えの割合が、前のGPT-6 Solの11.4%から7.7%に下がりました。この評価は、わざと難しい質問を集めたもので、ふだんの使い方の割合ではないとしています。
OpenAIの発表にある3つのモデルの料金。GPT-6.1 Solは入力2ドル・出力10ドル出典: OpenAI「GPT-6.1 Sol のご紹介」(引用)
Gemini 4 Argon: まずはサイバー対策の担当者から
Googleによると、Gemini 4 Argonは「Fairwind Program」を通じて、信頼できるサイバーセキュリティの担当者に順に提供します。一度に出せる文章の量(出力の上限)は、これまでの6万4千トークンから100万トークンに広げました。
開発者や企業、そして一般消費者の皆さまにできる限り早く Argon をご利用いただけるよう、ガードレールの改良を進めながら、初期テスターの方々からのフィードバックを引き続き収集していきます。
出典: Google Japan Blog「Gemini 4 Argon:フロンティア知能の新時代」(2026年10月1日)
Googleは、有料のAPIの利用者やGoogle AI Ultraの利用者などへの本格的な公開は、守りの仕組みを強めてからとしています。時期は示していません。
Googleが発表した性能の比較表。Gemini 4 Argonと他社のモデルが並ぶ出典: Google「Gemini 4 Argon: our next era of frontier intelligence」(引用)
暮らしと仕事への影響
API料金は、GPT-6.1 Solが入力100万トークンあたり2ドル・出力10ドルです。Gemini 4 Argonの導入価格も、入力2ドル・出力10ドルと同じです。
一般の人がすぐ試せるのは、ChatGPTの有料プランを使っている場合のGPT-6.1 Solです。Geminiのアプリを使っている人は、Argonの公開を待つことになります。性能の表は各社が自分で測ったもので、使い道によって向き不向きがあります。
関西の暮らしと仕事での使いどころ
町の事務所や店でChatGPTの有料プランを契約しているなら、Workで資料の下書きや表の整理を試す、といった使い方ができます。プログラムを書く人は、Codexで試せます。
新しいモデルが出るたびに乗り換えるより、いつもの作業を1つ決めて、今のモデルと比べてみるのが確かです。まずは、自分のプランで使えるかを確かめとき。