公益財団法人 新産業創造研究機構(NIRO)は2026年10月12日、技術開発企業向けのセミナー「技術開発企業のための生成AI活用」を案内しました。2026年12月18日に無料で開催する予定です。文章などを作る生成AIを業務や製品に取り入れる際の、情報や契約の扱いを学べます。
操作方法より、情報と契約の判断を学ぶ
対象は、生成AIで業務や製品の高度化を目指す技術開発企業です。法務部門のない企業を想定し、技術者、事業部門、経営者に向けて開きます。NIROによると、法律の予備知識は不要です。
講師はSTORIA法律事務所の弁護士・弁理士、柿沼太一氏です。90分で著作権、個人情報、秘密情報、AI開発の委託契約を扱う予定です。
著作権は、公開論文などを学習やRAGに使う段階と、出力の段階に分けて解説します。RAGは、資料を検索してAIの回答に使う仕組みです。個人情報はデータ収集段階から、秘密情報は他社の情報と自社の技術情報の両方を取り上げます。作業を進めるAIエージェントによる情報の扱いや、特許も解説予定です。
暮らしと仕事への影響
この講座は、日常のAI操作を覚えるというより、会社として何を入力し、何を外部に任せるかを考える内容です。技術担当者と経営者が同じ論点を学ぶ機会として、参加を検討できます。
実際の相談事例を使い、社内ルールや案件判断の枠組みを示す予定です。開発委託では、開発プロセスと契約を分割する対応や、交渉が難航する3つの論点も扱います。参加前に、自社で判断に迷っている情報や委託の場面を整理しておくと、講座の内容と照らし合わせやすくなります。
大阪・関西では、神戸の会場とWEB配信を予定
開催予定は2026年12月18日15:00~16:30です。会場は神戸商工会議所3階の第3会議室で、所在地は兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目1番地です。ポートライナー「市民広場」駅から北へ徒歩約5分です。
会場参加とWEB配信を併用する予定で、会場は先着60名です。申込期限は2026年12月7日ですが、会場は定員を超えた場合、期限前に受付を終えることがあります。NIROによると、懇親会では講師への個別質問や相談も可能です。