新産業創造研究機構(NIRO)は2026年10月16日、兵庫県内のものづくり企業向けに、生成AIを使うPython入門講座の開催を発表しました。参加費は無料で、定員は10名です。教材と生成AIによる自習を支援し、各社の業務効率化ツール作りにつなげます。
講義ではなく、課題と添削で学ぶ
講座名は「実践!生成AIを利用したものづくりのためのPython入門講座(伴走型)」です。Python自体の講義は行わず、受講者が選んだ教材と生成AIで学ぶ形を取ります。生成AIの例にはChatGPTを挙げています。
初日は、Pythonを動かす環境の準備と、生成AIで作ったプログラムの実行方法を扱います。その後、最初の約2ヶ月で5回の課題を出し、進み具合を確認します。出題と添削はメールで行い、変数や関数、繰り返し処理のループ、クラス、データ集計、グラフ描画などを扱う想定です。
課題学習後の約1ヶ月で、各企業が業務効率化ツールを作成します。最後の発表会では、作ったツールを運用した結果を報告します。
大阪・関西では
対象は、兵庫県内のものづくり企業で、Pythonを生産性向上に活用したい人です。活用分野には、機器制御、データの取得、データの見える化などを挙げています。
オリエンテーションは2026年12月1日9時30分~12時00分、発表会は2027年3月3日13時30分~16時30分です。会場は神戸商工会議所会館3階の第1会議室で、所在地は神戸市中央区港島中町6丁目1番地です。
受講者は、開発環境として想定するCursorをインストールできるWindows11のノートPCを持参します。NIROによると、この講習は2026年度最後の開催となります。
暮らしと仕事への影響
参加を考える際のポイントは、無料かどうかだけでなく、自習とツール作成に時間を充てられるかです。Pythonの説明を順番に聞く講座ではないため、教材で学び、課題に取り組む進め方が自分に合うかを確認したいところです。
また、目標はプログラムを作ることだけではありません。運用結果まで報告する構成なので、職場のどの作業を効率化したいのか、何を確認できれば役立ったと判断するのかを、受講前に整理しておくと学習の目的が明確になります。