関西イノベーションセンターは2026年10月15日、LET’S EXPOがGREEN×EXPO 2027で会場内移動サポートを提供する予定だと発表しました。大阪・関西万博での経験を生かし、肢体不自由や視覚障がいなどで移動が難しい人を支える方針です。
園芸博へ移動支援を引き継ぐ
GREEN×EXPO 2027は2027年3月19日に開幕します。LET’S EXPOは、公益社団法人日本財団ボランティアセンター、株式会社ツクイと支援を進める予定です。大阪・関西万博で得た移動支援や、ボランティア運営の知見を活用します。
今回、LET’S EXPOは2026年度グッドデザイン賞の「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれました。特別賞の「グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン]」も受賞しています。MUIC Kansaiが運営する取り組みとして、両賞の受賞は初めてです。
発表によると、審査では参加を妨げる人間関係もデザインの対象にした点が評価されました。現地に行く方法だけでなく、オンラインなど別の参加方法を組み合わせた点も評価されています。
大阪・関西では
LET’S EXPOは、大阪・関西万博への参加支援を目的に2023年に発足しました。運営は、大阪府大阪市中央区にある関西イノベーションセンター、東京トラベルパートナーズ株式会社、住友電気工業株式会社です。
大阪・関西万博では、身体や視覚の障がいなどで自力移動が難しい人を支援しました。会場内では車いすの押し手や見守りを担い、現地からライブ配信するオンラインツアーも実施しました。同センターによると、これらの取り組みで延べ15万人以上の参加を支援しています。
暮らしと仕事への影響
移動に支援が必要な人や、一緒に出かける家族にとって、会場でどのような助けを受けられるかは外出を考える際の大切な情報です。ただし、園芸博での提供は予定の段階です。利用を考える際は、今後の案内で対象や申込方法などを確認してから計画を立てるのがよさそうです。
催しを運営する仕事の視点では、会場内の移動支援と、現地に行かなくても参加できる方法を分けて考えられます。大阪・関西万博では両方を実施しましたが、今回の園芸博で予定されているのは会場内移動サポートです。過去の取り組みがすべて引き継がれると受け取らず、支援の内容を確かめることが大切です。