大阪府枚方市が、市内の18歳以下を対象にした相談チャットアプリ「ぽーち」を公式ページで案内しています。無料・匿名で、専門の相談員に文字で相談できるアプリです。電話や対面が苦手な子でも、スマートフォンから相談できます。
ここでは、どんなアプリか、使い方、緊急時の扱い、保護者が知っておきたい点を、枚方市の公式ページから整理します。
どんなアプリか
「ぽーち」は、枚方市内に在住・在学・在勤の18歳以下が使える、相談チャットのアプリです。無料で、匿名で利用できます。
相談チャットアプリ「ぽーち」の要点と使い方(編集部作成)作成: 編集部 / もとの資料: 西のITメディア編集部
相談は、専門の相談員が文字で対応します。悩みの種類をアイコンで選べる設計で、うまく文章にできない低学年の子でも使えるよう工夫されています。毎日の体調や気持ちを記録する機能もあり、自分の状態を振り返るのにも使えます。
対応は、月曜から金曜の9時から17時30分(祝日・年末年始を除く)です。時間外も送信はできますが、返信は相談時間内です。混雑しているときは、翌日以降になることがあります。
使い方
iPhoneとAndroidの専用アプリです。使い方は、次のとおりです。
- App StoreまたはGoogle Playで「ぽーち」を検索する(枚方市のページにあるQRコードからも入手できます)
- 枚方市の認証キー「2721082304」を入力する
- ID・パスワード・ニックネームなどを決めて、アカウントを作る
詳しい手順は、枚方市が利用マニュアル(PDF)を公開しています。
提供しているのは、関西の企業である株式会社NTTデータ関西です。
気をつけたいこと
枚方市の案内には、次の注意が書かれています。
- 命や身体に危険があるなど緊急の場合は、相談の秘密より安全が優先され、警察や児童相談所などに連絡することがあります
- 相談画面の撮影・転送・転載は禁止です
- 安心・安全が守れないと判断された場合や、1週間以上返信がない場合は、チャットが終了することがあります
- アドバイスをどう活かすかは、利用者本人の判断と責任になります
緊急のときは、アプリの返信を待たず、110番や、身近な大人にもすぐ相談してください。
大阪・関西では
枚方市に住む、または通う子ども・若者が対象の、市のサービスです。保護者の立場では、子どもが一人で悩みを抱えたときに、電話や対面よりも始めやすい相談先の一つとして知っておくと役立ちます。
関西では、ほかの自治体でも、子ども向けのデジタル相談の取り組みが広がっています。お住まいの市町村にも、似た窓口やアプリがないか、一度確かめておくとよいでしょう。緊急の相談先としては、24時間の「子どもの人権110番」や、いのちの電話なども、あわせて家庭で共有しておくと安心です。
今日からできること
- 枚方市に住む・通う18歳以下の子どもがいる家庭は、「ぽーち」という相談先があることを、子どもに伝えておく
- 使うときは、ストアで「ぽーち」を入れ、認証キー「2721082304」を入力する
- 対応は平日の9時から17時30分で、すぐに返事が来るとは限らないことを、子どもにも伝える
- 命に関わる緊急のときは、アプリを待たず110番や身近な大人に相談するよう、あらかじめ話しておく
- お住まいの市町村にも、同じような相談窓口やアプリがないか確かめる
困ったとき、文字でなら話せることもある。そんな選択肢が一つあるだけで、ちょっと気が楽になるかもしれへんね。