カナダのプライバシーコミッショナー事務局(OPC)は2026年10月23日、AIの透明性に関する意見を公表しました。AIが作った内容やAIとのやり取りなど、利用者に何をどう明らかにするかにつながる5分野で、透明性の問題が生じ得るという政府側の見解に同意しています。
AIの出力だけでなく、仕組みや問題発生時も論点
意見は、カナダ革新・科学・経済開発省(ISED)が示したAI透明性に関する討議文書に応じて提出したものです。新しい制度の決定ではなく、政府の協議に対する意見という位置づけです。
対象は、AI生成コンテンツ、AIとのやり取り、AIシステムに関する情報、AI関連のインシデント、AIエージェントの5分野です。インシデントは事故や問題事象、AIエージェントは作業を進めるAIを指します。生成された文章や画像だけでなく、仕組みの情報や問題が起きた場面も論点に含まれます。
OPCは、これらへの対応が責任ある技術革新を確保し、促す重要な一歩になるとしています。日本向けサービスの提供や、日本での制度変更については発表には書かれていません。







