ホテルチェーンのRadisson Hotel Groupが、ChatGPTの中でホテルを探せるアプリを出しました。2026年7月28日(米国時間)の発表です。予約は、ChatGPTの中ではなく、Radissonのサイトで済ませる形です。
ChatGPTのRadissonアプリの画面。地図とホテルの候補が出る出典: 出典: Radisson Hotel Group(報道発表の添付画像)(報道用の素材)
ChatGPTで「@RadissonHotels」と話しかける
ChatGPTは、OpenAIの対話AIです。このアプリは、ChatGPTで新しい会話を始めるとき、文頭に「@RadissonHotels」と入れて使います。
発表によると、できることは次のとおりです。
- 100か国以上、1,000軒を超えるRadisson Hotelsのホテルを、会話で探す
- 「家族向けのアムステルダムの週末の宿」「エッフェル塔の近くでジムとスパのあるパリのホテル」のような頼み方ができる
- 空室と料金、場所の情報、設備、ホテルの詳細、地図つきの結果が出る
- 準備ができたら、Radissonのサイトで予約を完了する
アプリは、Radissonの既存のシステムにつながり、リアルタイムの情報を出すと説明しています。Accentureが、アプリの設計と仕組みづくりで協力しました。
今後の予定と、数字の出どころ
発表は、今後の予定として、次の機能を広げたいとしています。
- より個人に合わせた提案
- 会員(ロイヤルティ)の認識
- ChatGPTの中での予約
- 予約の管理や変更
- AIコンシェルジュ
また、Accentureの調査として、旅行者の87%が、AIの旅行代理店と一緒に最適な宿を探すことに前向きで、71%が、今後12か月のホテルや航空券の支出の半分以上がAIに左右されると答えたと紹介しています。
日本での提供とデータの扱い
| 項目 |
発表の記載 |
| 日本のホテル |
日本のホテルが対象かは、書かれていません |
| 日本語 |
日本語で使えるかは、書かれていません |
| 料金 |
アプリの利用料は、書かれていません |
| データの扱い |
個人情報や会話の扱いは、書かれていません |
Radissonの公式サイトは、2026年10月8日の確認では、こちらからは読めませんでした。このため、Radissonの発表は、同社の発表を配信したPR Newswireのページと、共同で発表したAccentureのニュースルームで確認しています。
暮らしと仕事への影響
日本から使えるかが分からないため、いま何かを変える必要はありません。ただ、「AIに聞いて宿の候補を絞る」使い方が、ホテル会社の公式のアプリとして出てきたことは分かります。
AIが出す空室と料金は、Radissonのシステムから取るとされています。予約は、最終的にRadissonのサイトで、料金や条件を自分の目で確かめて決める流れです。
関西の暮らしと仕事での使いどころ
ここからは、公式の事実ではなく、使い方の例です。Radissonの日本のホテルが対象になる、という発表はありません。
- 大阪や京都に旅行へ行く外国のお客さんが、母国でChatGPTを使って、行き先の宿を探す
- 海外出張が決まった会社員が、現地のRadissonの候補を会話で絞り、サイトで条件を確認して予約する
- 家族旅行の宿を、設備やジムの有無といった条件から、会話で選ぶ
ホテルや民宿を営む人にとっては、お客さんが宿をAIに聞いて探す流れが広がる、という見方もできます。自分の店の情報を、正確で新しい状態にしておくことが大事になりそうです。
今日からできること
- 海外のホテルを探すとき、ChatGPTで候補を出し、予約の前に必ず公式サイトで料金と条件を確かめる
- 日本のホテルが対象になったかは、Radissonの公式の発表で見る
- 予約や個人情報を入れる前に、サイトの利用規約とプライバシーの案内を読む
AIで宿を探すのは、ほんまに便利そうや。せやけど、最後の予約は自分の目で確かめてからにしときや。