Pew Research Centerは2026年10月19日、米国成人の20%がTikTokで定期的にニュースを得ているとする調査を公表しました。2020年の3%から増えていますが、2025年と比べると同じ割合です。
若い世代ほど高い利用率、数字の母数に注意
調査は2026年8月24~30日、同センターの調査参加者グループ「American Trends Panel」に属する米国成人5,166人を対象に実施しました。
TikTokで定期的にニュースを得る割合は、18~29歳で39%、30~49歳で25%、50~64歳で11%、65歳以上で4%でした。年代によって差があります。
米国成人全体のうち、TikTokを使う人は37%です。一方、TikTok利用者に限ると、定期的にニュースを得る人は53%でした。「成人全体の20%」と「利用者の53%」は、対象が異なる数字です。
ほかのサービスで定期的にニュースを得る米国成人は、Facebookが40%、YouTubeが34%、Instagramが23%、Xが10%でした。
暮らしと仕事への影響
今回の結果は、ニュースを届ける際に、どのサービスで誰に伝えるかを考える材料になります。ただし、利用率の高さは、そこで流れる情報の正確さを示すものではありません。ニュースを見る側は、投稿元や発表日、元の資料を確かめる習慣を持ちたいところです。
また、「2020年より増えた」と「2025年から増えた」は別の話です。今回、米国成人全体の割合は前年と同じでした。長期の変化と直近の動きを分けて読むことが大切です。
調査対象は米国で、日本の利用実態を示すものではありません。日本でのサービス提供状況、日本語対応、日本の料金は、この発表には書かれていません。
関西の暮らしと仕事での使いどころ
例えば、関西で店の情報発信を考えるなら、この数字だけでTikTokを優先するのではなく、来店客が何で情報を知ったかを確かめる材料にできます。米国の年代別の傾向を、そのまま地元の客層に当てはめないためです。
通勤中に見つけた地域のニュースを家族や職場に共有する場合も、投稿だけでなく元の発表を一緒に確認する使い方が考えられます。数字もニュースも、まず「誰についての話か」を見ときたいですね。