NVIDIAは2026年10月5日、乳がん診療を支援するAI企業の取り組みを紹介しました。乳房画像の解析だけでなく、発症や再発のリスク評価、治療計画の支援にも用途が広がっています。診療で使われている技術と、研究中の技術の両方が含まれます。
画像の解析から治療計画まで
紹介された企業は、創業間もない企業を支援する「NVIDIA Inception」に参加しています。
iSono HealthのATUSAは、装着型の自動3D超音波システムです。米食品医薬品局(FDA)の認可を取得しています。NVIDIAによると、撮影時間は片側の乳房につき約2分です。iSono Healthは性能を検証するため、3,200人を対象とした複数施設での臨床研究を実施中です。
Whiterabbit.aiのWRDensityは、乳房密度を評価するソフトです。FDA認可を取得し、NVIDIAによると数十万人の患者の診療に使われています。一方、がん陰性のマンモグラフィーの判定を自動化するAIは研究中です。
Ataraxis AIは、組織を画像にしたデジタル病理画像と臨床情報を解析するモデルを開発しています。NVIDIAによると、術前の化学療法への反応や、術後5年間の再発リスク、化学療法の期待効果を推定します。両モデルは10超の施設と複数の臨床試験で検証され、診療で使用中です。
SimBioSysは、乳房の腫瘍や静脈、軟部組織を立体的なモデルにします。NVIDIAによると、手術や治療計画の判断を支援します。








