Googleは2026年10月5日、企業の遠隔会議向けに開発したGoogle Beamの日本向け出荷開始を発表しました。日本を含む6カ国への出荷は、2026年9月から始まっています。AIで映像を立体化し、離れた相手と視線を合わせられる点が特徴です。
映像を立体化し、既存の会議サービスと連携
Google Beamは、Google AIを搭載したビデオコミュニケーション基盤です。企業の共同作業向けに開発され、ハードウェアは「HP Dimension with Google Beam」として展開します。
Googleによると、独自のAIモデルが平面の2D映像をリアルタイムに立体の3D映像へ変換します。表示には、立体映像を見せるライトフィールドディスプレイを採用しました。自然な3D映像で相手と視線を合わせられるとしています。
Google MeetやZoomとも連携できるとしています。ただし、今回の発表には国内価格や日本語対応についての説明はありません。
暮らしと仕事への影響
今回の製品は、企業の共同作業向けです。家庭のビデオ通話をすぐ置き換えるものとしてではなく、仕事の対話を支える設備として見るのが適切です。導入を考える際は、映像の立体感だけでなく、説明や意見交換がしやすくなるかを確かめたいところです。
Googleは自社オフィスを含む初期ユーザーとのテストを実施しました。同社によると、直近8週間の社内調査では、利用チームがつながりを50%強く感じました。フィードバックが明確に伝わったと感じる割合は33%向上し、次回会議の必要性は21%減少したとしています。
これらはGoogleの社内調査の結果です。どの会社でも同じ変化が起きると受け取らず、自社の会議で何を改善したいかと照らし合わせる必要があります。
関西の暮らしと仕事での使いどころ
関西で働く人なら、離れた拠点の同僚との相談や、遠方の取引先への説明などが使い方の候補になります。例えば、相手の反応を見ながら進めたい打ち合わせで、通常の画面越しの会議との違いを確かめる考え方です。
一方、短い連絡まで立体映像にする必要があるかは別の話です。まずは会議の目的を整理し、対話のしやすさを重視する場面から検討するとよさそうです。