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就活で生成AIはどこまで使われている? 学生と企業の使い方を調査から図解
AIと暮らし・社会

就活で生成AIはどこまで使われている? 学生と企業の使い方を調査から図解

要するに

マイナビの調査やと、2027年卒の84.9%が就活でAIを使うてる。企業も84.8%が前向きやけど、面接の質問を工夫する会社が36.2%あるんや。丸写しはやめて、自分の言葉で話せるようにしとき。

  1. 1使い方はESの推敲71.8%、面接対策56.2%
  2. 2答えた企業の36.2%は面接の質問を工夫する
  3. 3個人情報は入れんと、数字は自分で確かめや

くわしく知りたい人は、ここから

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文字

就職活動で生成AIを使う学生が、この数年で大きく増えました。マイナビが2027年卒の学生に聞いた調査では、使ったことがある人が84.9%です。学生と企業がそれぞれ何に使い、どう備えているのかを、調査をした会社や大学が公表した資料だけで整理します。

就活でAIを使ったことがある学生は84.9%

もとにするのは、マイナビの「2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就活生のAI利用について>」です。2026年4月25日から30日に、2027年3月卒業予定の全国の大学生・大学院生へインターネットで聞きました。答えたのは1,258人で、公表は2026年5月26日です。

答えたのは就職情報サイト「マイナビ2027」の会員です。全体の数字は、文系・理系と男女の比率を実際の学生の構成に合わせて計算し直しています。

卒業の年 就活でAIを使ったことがある 答えた人数
2024年卒 18.4% 5,062人
2025年卒 37.2% 4,224人
2026年卒 66.6% 1,385人
2027年卒 84.9% 1,258人

資料の図の題は「AIの利用経験」です。84.9%は「就職活動でも、就職活動以外でも使ったことがある」81.2%と「就職活動でのみ使ったことがある」3.7%の合計です。

学生の使い方 いちばん多いのは「ESの推敲」

使い方は2つの図に分かれています。文章づくりや調べものの「作業サポート」と、相談や決めごとの「意思決定サポート」です。どちらも答えた人数は1,076人で、割合の合計は100%を超えます。

設問の文は資料に載っていないため、図の題と選択肢をそのまま書きます。

分け方 選択肢 割合
作業 ESの推敲 71.8%
作業 面接対策 56.2%
作業 ESの作成 55.0%
作業 自己分析 54.2%
作業 業界研究 52.2%
作業 仕事研究 35.8%
作業 企業・仕事検索 26.3%
作業 その他 0.5%
相談・決定 不安や悩みについての相談 35.3%
相談・決定 就職活動の進め方や方針についての相談 32.7%
相談・決定 エントリーする企業・職種の候補の検討 24.5%
相談・決定 選考受験企業の決定 9.4%
相談・決定 入社予定先企業の決定 8.5%
相談・決定 選考辞退企業の決定 8.2%
相談・決定 その他 0.6%
相談・決定 相談や意思決定でAIを活用したことはない 34.6%

ESはエントリーシート(応募書類)、推敲は書いた文章を練り直すことです。面接対策は、2026年卒の36.6%から56.2%に増えました。

題は「就活生は生成AIを何に使っている?」。マイナビが2027年卒の大学生・大学院生1,258人に2026年4月25日から30日に聞いた調査の図解。就活でAIを使ったことがある学生は2024年卒18.4%、2025年卒37.2%、2026年卒66.6%、2027年卒84.9%。作業に使う場面(回答1,076人)の横棒は、ESの推敲71.8%、面接対策56.2%、ESの作成55.0%、自己分析54.2%、業界研究52.2%、仕事研究35.8%、企業・仕事検索26.3%、その他0.5%。相談や決めごとに使う場面(回答1,076人)の横棒は、不安や悩みについての相談35.3%、就職活動の進め方や方針についての相談32.7%、エントリーする企業・職種の候補の検討24.5%、選考受験企業の決定9.4%、入社予定先企業の決定8.5%、選考辞退企業の決定8.2%、その他0.6%、相談や意思決定でAIを活用したことはない34.6%。下に調査のあらまし(マイナビ2027の会員へのインターネットアンケート・うち関西257人)と、読むときの注意(割合の合計は100%を超える、答えたのは就職情報サイトの会員、全体の数字は文理男女の比率を合わせて計算し直した値)がある
マイナビの調査をもとにした、2027年卒の学生が就活でAIを使う場面の図解作成: 編集部 / もとの資料: 株式会社マイナビ「2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就活生のAI利用について>」

AIの答えをどこまで参考にするかも聞いています(1,184人)。「判断材料の一つとして考慮する」が68.7%で、「AIの提案をほぼそのまま自分の判断として利用する・行動する」は2.9%でした。

答えた企業の84.8%は「活用してほしい」 対策は面接で

企業側は、マイナビの「2027年卒 企業新卒採用活動調査」で見ます。2026年6月3日から20日に、企業の採用担当者がWEBフォームで答えました。有効回答は3,590社(上場239社・非上場3,351社)で、公表は2026年7月22日です。

設問ごとに答えた会社の数が違います。「学生が就職活動において生成系AIを活用することに対しての考え」(2,924社)は次のとおりです。

選択肢 割合
使い方を慎重に検討したうえで活用してほしいと思う 76.6%
積極的に活用してほしいと思う 8.2%
就職活動には利用しない方がよいと思う 9.0%
分からない 6.3%

上の2つを合わせると84.8%です。学生がAIを使っている実感があるかも聞いています(2,934社)。

学生がAIを活用して就職活動している実感 2027年卒の調査 2026年卒の調査
実感がある 61.4% 30.6%
実感はない 38.6% 69.4%

「生成系AIを活用することへの対策」(2,408社・複数回答)では、面接で確かめる会社が最多です。

対策の選択肢 割合
面接での質問内容を工夫する 36.2%
対応の必要性を感じていないので対応する予定もない 26.8%
対応の必要性を感じているが、どう対応すべきか検討中 25.8%
エントリーシートの内容を精査する 15.4%
面接の評価ウェイトを上げる 6.2%
面接官の教育を強化する 5.5%
AIを活用しづらい選考(筆記試験・動画ESなど)を導入する 4.1%
レポートや小論文課題を学生に来社してもらい実施する 3.0%
エントリーシートを廃止する 1.2%
エントリーシートを手書きにする 1.1%
その他 0.9%
エントリーシートの志望動機・自己PR欄を廃止する 0.8%
生成AI対策ソフトを導入する 0.5%

「質問内容を工夫する」には「エントリーシートの内容とは異なる質問をする・深掘り質問をする等」という説明が付いています。「精査する」の説明は「不自然な記述に注視する・異なる学生で似た記述がないか」です。

題は「企業は学生のAI利用をどう見て、どう備えている?」。マイナビが企業の採用担当者に2026年6月3日から20日に聞いた調査(有効回答3,590社)の図解。学生が就活でAIを使うことへの考え(回答2,924社)は、使い方を慎重に検討したうえで活用してほしいと思う76.6%、積極的に活用してほしいと思う8.2%、就職活動には利用しない方がよいと思う9.0%、分からない6.3%。対策(回答2,408社・複数回答)は、面接での質問内容を工夫する36.2%、対応の必要性を感じていないので対応する予定もない26.8%、対応の必要性を感じているがどう対応すべきか検討中25.8%、エントリーシートの内容を精査する15.4%、面接の評価ウェイトを上げる6.2%、面接官の教育を強化する5.5%、AIを活用しづらい選考を導入する4.1%、レポートや小論文課題を来社で実施する3.0%、エントリーシートを廃止する1.2%、手書きにする1.1%、その他0.9%、志望動機・自己PR欄を廃止する0.8%、生成AI対策ソフトを導入する0.5%。企業が採用で使っているAIの補助ツール(回答2,781社)は、募集要項の内容検討18.4%、面接内容の評価検討7.2%、エントリーシートの評価検討6.3%、適性検査の評価検討5.7%、配属先の検討1.1%、その他3.2%、いずれも導入していない70.0%。学生がAIを使っている実感がある企業は61.4%(前の年は30.6%)。AI面接のツールができたら使いたいか(回答2,581社)は、積極的に使いたいと思う2.6%、どちらかというと使いたいと思う5.4%、わからない27.5%、どちらかというと使いたいとは思わない18.9%、まったく使いたいと思わない45.6%
マイナビの調査をもとにした、学生のAI利用への企業の考えと対策の図解作成: 編集部 / もとの資料: 株式会社マイナビ「マイナビ2027年卒 企業新卒採用活動調査」

企業も採用にAIを使い始めている

同じ調査は「AIを活用した採用活動の補助ツールで利用しているものはあるか」も聞いています(2,781社)。割合の合計は100%を超えます。

使っている場面 割合
募集要項の内容検討 18.4%
面接内容の評価検討 7.2%
エントリーシートの評価検討 6.3%
適性検査の評価検討 5.7%
配属先の検討 1.1%
その他 3.2%
いずれも導入していない 70.0%

AI面接のツールができたら使いたいか(2,581社)も聞いています。

AI面接のツールができたら使いたいか 割合
積極的に使いたいと思う 2.6%
どちらかというと使いたいと思う 5.4%
わからない 27.5%
どちらかというと使いたいとは思わない 18.9%
まったく使いたいと思わない 45.6%

学生側の調査では、AI面接を受けたことがある人は28.2%でした。

学情が2026年9月1日に発表した調査でも、採用でのAIの利用を聞いています。全国の企業の採用担当者から618件の回答があり、時期は2026年6月1日から19日です。設問は「ChatGPTなどの生成AIをはじめ、採用活動でのAIの利用状況についてお教えください。(複数回答可)」です。

選択肢(学情の企業調査) 割合
採用ページ等に載せる文章や画像作成に利用している 38.5%
利用は考えていない 30.3%
利用を検討中 20.9%
面接で利用している 8.8%
エントリーシートの採点に利用している 5.3%
動画選考で利用している 1.7%
その他 3.5%

同じ発表の学生調査では、生成AIを「利用していない」が8.5%でした。答えたのはスカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」の2027年卒の会員で、259件です(2026年6月8日から21日)。

暮らしと仕事への影響

学生にとっては、書類をAIで整えたあと、面接で中身を確かめられる場面が増えそうです。対策を答えた企業の36.2%が面接の質問を工夫するとしており、書いた内容を自分の言葉で説明できるかを見られる可能性があります。

採用する側が知っておきたい数字もあります。マイナビの学生調査で、企業からAI面接を示されたときの受験意欲を聞くと、「受験意欲は変わらない」が42.1%でした。

「どちらかと言えば受験意欲が下がる」33.1%と「受験意欲が下がる」18.0%を合わせると51.1%です。下がる理由は「人に評価してほしいから」が55.2%で最多でした。

政府の要請も確かめました。政府は2026年3月24日、経済団体などに、2027年度に卒業・修了する予定の学生(2028年春の卒業)向けの「就職・採用活動に関する要請」を出しています。この文書に、生成AIについての記載は見当たりません(2026年10月7日確認)。

就活生がやること

根拠のあるものだけを、順に並べます。

  1. AIが作った文章をそのまま出さない。大阪大学キャリアセンターは、生成AIを自分の考えや経験を整理する補助として使うよう案内しています。
  2. 数字と事実を自分で確かめる。個人情報保護委員会は、生成AIの答えに不正確な内容が含まれることがあるとしています。会社の事業や制度は、その会社の公式ページで確かめます。
  3. 個人情報を入力しない。同委員会は、入力した個人情報が機械学習に利用されることがあると注意しています。氏名・住所・電話番号などは伏せて使います。
  4. サービスの設定と規約を見る。GoogleはGeminiについて、機密情報を入力しないよう案内しています。「アクティビティの保存」をオフにする方法と、一時チャットも紹介しています。
  5. 面接で深く聞かれる前提で準備する。エントリーシートに書いた内容を、自分の言葉で説明できるようにします。
  6. 会社の指示を確かめる。「就職活動には利用しない方がよいと思う」会社も9.0%あります。募集要項や応募フォームにAIについての指示があれば従います。

就活サービスに預けた個人情報の話は、OfferBoxで学生の氏名とメールが企業側に見える状態 最大31万4,009人にまとめています。

大阪・関西の学生が見るところ

大阪大学キャリアセンターは「就職活動ガイドブック2028」に、「生成AIを利用する際の注意点」を3つ載せています。エントリーシートのページ(53ページ)にあり、1つめは「自分の考えを大切に」です。

生成AIは、自身の考えや経験を整理するための補助ツールとして活用しましょう。生成された文章をそのまま使用することは避けましょう。

出典: 大阪大学キャリアセンター「就職活動ガイドブック2028」

残りの2つは「内容は必ず確認」と「入力する情報にも注意」です。重要な数値や事実関係は自分で確かめること、個人情報や機密性の高い情報は入力しないことを挙げています。

同じ冊子の先輩の体験記(11ページ)には、使い方の例も載っています。自己PRの素案をまず自分で書き、生成AIで整え、書き直しの履歴を残して見比べたという内容です。

マイナビの学生調査に答えた1,258人のうち、関西の学生は257人です。地域ごとのAIの利用率は、資料に書かれていません。

関西の大学に通う人は、自分の大学のキャリアセンターにAIの使い方の案内があるかを、先に確かめてみてください。ESを整えるんはAIに手伝うてもろて、面接でしゃべる中身は自分で持っときや。

よくある質問

Qエントリーシートを生成AIに書かせてもよいですか?

A会社によって考えが違います。マイナビの企業調査では「使い方を慎重に検討したうえで活用してほしいと思う」が76.6%、「就職活動には利用しない方がよいと思う」が9.0%でした。大阪大学キャリアセンターは、生成された文章をそのまま使用することは避けるよう案内しています。

Q生成AIに氏名や大学名を入力しても大丈夫ですか?

A個人情報保護委員会は、入力した個人情報が生成AIの機械学習に利用されることがあるとして、リスクを踏まえて判断するよう呼びかけています。大阪大学キャリアセンターも、個人情報や機密性の高い情報は入力しないよう案内しています。

Q企業は選考にAIを使っていますか?

Aマイナビの調査(2,781社)では、AIの補助ツールを「いずれも導入していない」が70.0%でした。使っている場面は「募集要項の内容検討」18.4%、「面接内容の評価検討」7.2%、「エントリーシートの評価検討」6.3%の順です。

QAI面接を受けたことがある学生はどのくらいですか?

Aマイナビの学生調査(1,258人)では28.2%です。企業からAI面接を示されたときに「受験意欲は変わらない」は42.1%で、「どちらかと言えば受験意欲が下がる」33.1%と「受験意欲が下がる」18.0%を合わせると51.1%でした。

出典・参考

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執筆

西のITメディア編集部AIにより執筆

この記事は、下の AI が一次情報をもとに書き、出典と照らして確かめました。編集部が方針と公開を監督しています。AI の使い方

書いた AI

AI記者(解説)AIにより執筆西のITメディア編集部のAI

公式発表・法令・製品の公式の仕様などの一次情報を調べて、AIと暮らし・社会、ガジェット、関西のITの記事を大阪の目線で書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。製品を手に取って試すことはできないので、体験談は書きません。使っているAI: Anthropic Claude。

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