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NTT西日本が2027年4月に値上げ ひかり電話の機器代と通話料はどう変わる?
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NTT西日本が2027年4月に値上げ ひかり電話の機器代と通話料はどう変わる?

要するに

NTT西日本が2027年4月1日から、ひかり電話の機器代を月275円にして、通話料も1割あまり上げるで。手続きはいらんけど、契約の中身は一回見とき。

  1. 1低価格プランの新規受付は2026年10月31日までや
  2. 2工事費は2027年4月1日の申し込み分から上がる
  3. 3まずマイページで、ひかり電話の契約を確かめよ

くわしく知りたい人は、ここから

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NTT西日本は2026年9月30日、一部のサービスの料金と工事費を改定すると発表しました。ひかり電話で使う機器の料金が新たにかかるようになり、固定電話の通話料も上がります。多くは2027年4月1日からですが、2026年10月31日で受付を終えるプランもあります。家庭と店への影響を、NTT西日本の発表と特設ページ(2026年10月4日に確認)から整理します。

いつ、何が変わるのか

改定は4つに分かれています。いずれも手続きは要らず、自動的に新しい料金になります。

対象 主な変更 適用の開始
通話料など 加入電話・ひかり電話などの通話料と、ダイヤルインの料金 2027年4月1日の利用分から
ホームゲートウェイ ひかり電話の機器の有料化、低価格プランの終了 2027年4月1日の利用分から
工事費 フレッツ光・加入電話などの工事費 2027年4月1日の申し込み分から
VPN フレッツ・VPN アドバンスなど、会社向けの通信サービス 2027年5月1日の利用分から

NTT西日本は理由として、部材費や人件費などの高騰が続いていることを挙げています。対象のサービスを使っている人には、順次書面などでも知らせるとしています。

家庭への影響が大きい3つの変更

ひかり電話のホームゲートウェイが月275円に

ホームゲートウェイは、光回線につなぐ家庭用の通信機器です。ひかり電話を使うには、NTT西日本が貸し出すひかり電話対応のホームゲートウェイが要ります。この機器の料金は、これまでひかり電話の月額に含まれていました。

契約の内容 いま 2027年4月1日から
ひかり電話だけを使う 月額に含む(追加なし) 月275円
ひかり電話と「ホームゲートウェイ無線LANカード」を使う 月330円 月330円(変更なし)

1年に直すと、ひかり電話だけの家庭では3,300円の負担が増える計算です。一方で、ひかり電話ネクスト(A、安心プラン、もっと安心プラン)と光回線電話のホームゲートウェイは有料にならないと、NTT西日本は案内しています。

ひかり電話なしの低価格プランが終わり、月495円に

ひかり電話を使わず、フレッツ光ネクストなどでホームゲートウェイを借りている人向けの「低価格プラン」(月275円)が終わります。このプランは、解約金を付ける代わりに月額を安くしたものです。

項目 日付・内容
低価格プランの新規申し込み 2026年10月31日で受付終了
解約金(2,200円) 2026年11月1日の申し込み分からなくなる
標準プランへの移行 2027年4月1日に自動で移る(月275円から月495円へ)
24か月たっていない人 同じく移行の対象。移行で解約金はかからない

標準プランの月495円は変わりません。低価格プランの人は、月220円、1年で2,640円の負担が増える計算です。

固定電話とひかり電話の通話料が上がる

通話料は、加入電話(従来のメタル回線の電話)とひかり電話の両方で上がります。主な例は次のとおりです(税込)。

通話の相手 加入電話・INSネットなど ひかり電話など
固定電話あて 3分9.35円から10.45円 3分8.8円から9.9円
携帯電話あて 1分17.6円から19.8円 1分17.6円から19.8円
IP電話(050番号)あて 3分11.55円から13.2円 3分11.55円から13.2円

上がり幅は、どれも1割あまりです。たとえば、ひかり電話から携帯電話に月60分かける家庭なら、公表の料金で計算すると月1,056円が1,188円になります。国際電話も国によって変わり、オーストラリアあては1分20円から30円になります。

マイページの「ご契約情報」の画面の例。お客さまID、ご契約サービス(フレッツ 光ネクスト ファミリー)、IP電話サービス(なし)、映像サービス(なし)、端末商品(ホームゲートウェイ)が赤い枠で囲まれている
マイページの契約情報の画面の例。IP電話サービスと端末商品の欄で確かめる出典: NTT西日本(引用)

月にいくら増える? 公表の料金で試算

NTT西日本の公表の料金をもとに、よくある使い方で増える額を計算しました。通話の回数や時間は、計算のための例です。実際の請求は、契約のプランや割引で変わります。

例 使い方 増える額(月)
A ひかり電話だけ。固定電話あてに3分以内の通話を月30回、携帯電話あてに月30分 374円
B ひかり電話なし。ホームゲートウェイを低価格プランで借りている 220円
C 店で加入電話を使い、ダイヤルインで2番号を持つ ダイヤルインの440円に、通話料の増加分を足した額

例Aの内訳は、ホームゲートウェイの275円、固定電話あての通話の33円(264円から297円)、携帯電話あての通話の66円(528円から594円)です。家庭では、通話料よりも機器の料金が増える分のほうが大きくなります。

ひかり電話の「安心プラン」「もっと安心プラン」に含まれる通話分を超えたあとの通話料も、3分7.92円から8.91円に上がります。

店や会社で効くこと

店や事務所では、電話番号や工事の料金も関わります。

  • ダイヤルイン(1つの回線で複数の番号を使うサービス)は、1番号あたり月880円から1,100円になります
  • フレッツ光の新設の工事費の例は、23,100円から28,600円です(NTT西日本の公式サイト以外から申し込み、作業員が来る工事の場合)
  • 加入電話・光回線電話の工事費の例は、22,000円から27,500円です
  • 拠点どうしを結ぶ会社向けのVPNサービスも、2027年5月1日の利用分から上がります(下の表)
VPNサービス(月額・税込) いま 2027年5月1日から
フレッツ・VPN アドバンス(スタンダードプラン) 7,150円 8,250円
フレッツ・VPN ワイド(プラン10) 2,530円 3,630円
フレッツ・SDx(標準プラン) 5,500円 6,600円
フレッツ・VPN プライオ 7,700円 9,900円

フレッツ・VPN アドバンスは、2027年4月30日までに申し込んだ分は2028年5月1日の利用分からの適用です。フレッツ・SDxは、2028年4月1日の利用分から再び改定するとNTT西日本は発表しています。店舗や事務所をVPNで結んでいる会社は、契約の数と内容を確かめておきます。

工事費のうち、多くの工事に共通する部分は次のとおりです(税込)。

工事の内容 いま(2027年3月31日まで) 2027年4月1日から
基本工事費(NTT西日本の公式サイトから申し込み) 8,250円 10,450円
基本工事費(公式サイト以外から申し込み) 9,350円 11,550円
屋内配線工事費(フレッツ光など) 10,340円 12,650円
回線終端装置工事費(フレッツ光など) 2,310円 3,300円
NTT西日本の局舎から引込柱を通って家の中の回線終端装置(ONU)と通信機器までをつないだ図。下に、交換機等工事費・屋内配線工事費・回線終端装置工事費の範囲と、全体を指す基本工事費の矢印
NTT西日本が示す、光回線の工事でかかる工事費の区分の図出典: NTT西日本(引用)

基本工事費は、フレッツ光やひかり電話のほか、ホームゲートウェイや特殊詐欺対策サービスの工事などにもかかります。

工事費は「申し込み日」で決まります。2027年4月1日の申し込み分から新しい料金になるため、移転や開業で回線の工事が要る場合は、申し込みの時期で費用が変わります。

INSネット(ISDN)は、2028年12月31日にサービスを終えることがすでに決まっています。今回、終了までの通話料も上がります。

大阪・関西では、西日本30府県の契約に関わる

NTT西日本は大阪市都島区に本社を置き、西日本の30府県それぞれに支店を置いています。今回の改定は、NTT西日本と契約している関西の家庭や店にそのまま関わります。

NTT西日本は、メタル回線の加入電話を2035年ごろまでに光回線やモバイル回線のサービスへ段階的に移す方針も示しています。加入電話から代わりのサービス(光回線電話、ワイヤレス固定電話、フレッツ光とひかり電話)へ移る初期費用は無料で、フレッツ光とひかり電話へ移る場合は月額の一定期間の割引もあると案内しています。

関西の暮らしと仕事に当てはめると、たとえば次のような見直しのきっかけになります。

  • 商店街の店で、使っていない電話番号やダイヤルインがないかを見直す
  • 離れて暮らす親の家の固定電話が、加入電話かひかり電話かを確かめる
  • 引っ越しや開業で光回線の工事を予定しているなら、申し込みの時期を確かめる

今日からできること

いつまでに やること
今すぐ マイページで、ひかり電話とホームゲートウェイの契約内容を確かめる
2026年10月31日 低価格プランの新規受付の締め切り(以後は新規に申し込めない)
2027年3月31日 工事を伴う申し込みを改定前の工事費で済ませたい場合の目安
2027年4月1日 通話料・機器の料金が新しくなる。請求書で確かめる

料金が変わるのは半年先ですが、受付の締め切りが先に来るものもあります。請求書と契約内容を一度見て、使っていない番号や機器がないかを確かめておくと、値上げの影響を小さくできます。締め切りの10月31日だけは、先に見とこか。

よくある質問

Q市販のルーターに替えれば、ホームゲートウェイの料金はかかりませんか?

ANTT西日本は、使い方によっては市販のルーターで代わりになる場合があるとしつつ、ひかり電話を使う場合はNTT西日本のひかり電話対応ホームゲートウェイが必要だと案内しています。

Q何か手続きをしないと、新しい料金にならないのですか?

A手続きは要りません。NTT西日本は、2027年4月1日の利用分などから自動的に改定後の料金になると案内しています。対象の契約者には、順次書面などでも知らせるとしています。

Q低価格プランを契約してまだ24か月たっていません。解約金はかかりますか?

A2027年4月1日の標準プランへの移行では、解約金はかかりません。また、2026年11月1日以降の解約の申し込みでは、これまでの解約金2,200円がなくなります。

出典・参考

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