JR東海・西日本・九州の3社は、新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」「LINEからEX」の商品価格を改定すると発表しました。東海道・山陽新幹線の「のぞみ」「みずほ」の指定席特急料金と、グリーン料金の値上げに合わせたものです。関西から東京や博多へ新幹線で動く人には、直接ひびく話です。
何が変わるのか
値上げの対象は、「のぞみ」「みずほ」の普通車指定席・グリーン車にかかる料金です。これに合わせて、EXサービスの主な商品も同じ額だけ上がります。普通車自由席の発売額は、変わりません。
適用は2段階です。
- のぞみ・みずほの指定席を使うときの指定席特急料金分: 2027年7月1日の購入分から
- グリーン車を使うときのグリーン料金分: 2027年12月15日の乗車分から
どちらも1年以上先で、今すぐ上がるわけではありません。値上げの理由として、各社は、物価の上昇にともなう、安全やサービスを保つための費用の増加を挙げています。
関西に直結する区間の値上げ額
公式の発表にある、通常期・おとな片道1名の例です。
| 区間・席 |
サービス |
改定前 |
改定後 |
差 |
| 新大阪〜東京 普通車指定席 |
エクスプレス予約 |
14,230円 |
14,930円 |
+700円 |
| 新大阪〜東京 普通車指定席 |
スマートEX |
14,520円 |
15,220円 |
+700円 |
| 新大阪〜博多 普通車指定席 |
エクスプレス予約 |
15,640円 |
15,920円 |
+280円 |
| 新大阪〜東京 グリーン車 |
スマートEX |
22,390円 |
23,090円 |
+3,700円 |
グリーン車は、2027年12月15日の乗車分から、普通車より大きく上がります。グリーン車をよく使う人ほど、影響は大きくなります。
大阪・関西の家計への影響と、今できること
関西から東京へ、東海道新幹線でよく動く人には、じわりとひびきます。新大阪〜東京の普通車指定席が片道700円の値上げなら、往復で1,400円。月に1往復するなら、年でおよそ1万7千円の負担増です。新大阪〜博多の山陽区間は、片道280円と小幅です。
ただ、効き始めるのは2027年7月(指定席)と12月(グリーン)から。今すぐ家計が変わるわけではありません。今できることとしては、次のあたりを頭に入れておくと落ち着いて構えられます。
- 自由席は据え置き。指定席でなくてよい区間や時間帯なら、値上げを避けられます。
- グリーン車は2027年末からさらに大きく上がる。グリーン常用なら、使い方を見直す余地があります。
- EX早特などの割引商品も改定が予定されていますが、額は未発表。早特がどうなるかは、続報を待つのが正確です。
覚えておきたいこと
- 値上げは、のぞみ・みずほの指定席特急料金とグリーン料金で、EX予約・スマートEX・LINEからEXの商品も同額上がる。
- 新大阪〜東京の普通車指定席は片道700円増、新大阪〜博多は280円増。自由席は据え置き。
- 効くのは2027年7月(指定席)と2027年12月(グリーン)から。早特の改定額や年会費については、この発表には具体的な記載がない。