Microsoftは2026年10月15日、ウェブブラウザー「Edge」の更新方式を改善する取り組みを公表しました。作業を続けたまま新版へ移行し、フォームの入力内容や開いたタブも保つ試作版を開発しています。
作業中の更新は試作段階、待機中の更新は提供済み
Microsoftによると、試作版は再起動を促さず、利用者の作業の裏で更新します。実演では更新ボタンを押しましたが、将来は操作なしで、更新の公開から数分以内に適用できる仕組みを目指しています。
ただし、開発は初期段階です。製品のプログラムにはまだ組み込まれておらず、今回の発表で利用できるようになった機能ではありません。日本での提供は発表には書かれていません。
一方、端末の待機中にEdgeを再起動して更新する「Restart to update on idle」は提供済みです。旧称は「Instant Updates」で、利用者が有効にする方式です。再起動後は開いていたタブを復元します。作業中に再起動せず更新する試作版とは、仕組みが異なります。
暮らしと仕事への影響
買い物や申し込みの途中では、入力を終えるまで更新を後回しにしたくなることがあります。試作版の仕組みが製品に入れば、入力を続けることと更新することを両立しやすくなりそうです。ただし、現時点で再起動が不要になったと受け取らないよう注意が必要です。
職場向けには、管理対象のWindows端末で使える「Security Update Alerts」が提供済みです。Edge管理サービスで利用でき、追加ライセンスは不要です。管理者は深刻度の基準を設定し、該当する更新の通知を管理画面やメールで受け取れます。更新が必要な可能性のある端末数を確認し、利用者に再起動を促すこともできます。
関西の暮らしと仕事での使いどころ
例えば、家庭で通販の注文内容を入力しているときや、店で仕入れ先のページを複数開いているときは、作業を保てる更新に使いどころがあります。試作版が目指すのは、こうした作業と更新が重なる場面です。
今ある待機中の更新を検討するなら、個人のパソコンでは有効化する方式だと押さえておきましょう。職場では組織が管理用の設定で待機中の再起動更新を指定できるため、担当者と更新の運用を確認するのがよさそうです。