Ringは2026年10月7日(米国時間)、電池が切れても手でダイヤルを回して電力を戻せるスマートロック「Ring Smart Lock」を発表しました。スマートロックは、スマホや暗証番号で開け閉めできる電子錠です。何ができるか、いつ売られるか、日本での販売の扱いを、Amazonの発表(2026年10月8日に確認)からまとめます。
どんなスマートロックか
Ringの発表では、電池が切れると、ふつうのスマートロックは使えなくなります。Ring Smart Lockは、本体に「パワーダイヤル」を備えています。電池が切れたら、ダイヤルを数回回すと、電力が戻ります。
Amazonが公開した、ドアに付いたRing Smart Lockの写真出典: Amazon(報道用の素材)
発表に書かれている主な内容です。
| 項目 |
内容 |
| 電池切れのとき |
ダイヤルを手で回して電力を戻す |
| 開け方 |
指紋リーダー・バックライト付きのタッチキーパッド・Ringアプリ・Alexa |
| 通信 |
Amazon Sidewalk(近くのAmazon製品でつくる共有ネットワーク)で、家のWi-Fiに頼らず遠隔施錠・状態の通知・暗証番号の同期をする |
| 取り付け |
標準的な単シリンダーのデッドボルトに合い、追加の配線は不要 |
| 連携 |
Ringのドアベル・カメラ・アラーム、Echo、Alexa |
| 色 |
黒・銀・真鍮 |
| 発売 |
米国で2027年初め |
| 値段 |
発表に書かれていません |
アプリでは、だれが・いつまで入れるかを決められます。たとえば、犬の散歩の人に毎週火曜の午後2時から3時だけ、という設定ができると発表されています。開錠は本体の中で行われ、ドアの前で通信に頼らないとしています。
日本では買えるのか
日本での発売は、発表に書かれていません。発表にあるのは「米国で2027年初めに購入できる」という点です。Ringの日本向けサイト(2026年10月8日に確認)にも、このスマートロックの掲載は見つかりませんでした。
また、発表の注記には、このスマートロックは米国の連邦通信委員会(FCC)の認可をまだ受けておらず、認可を受けるまで販売できない、と書かれています。Amazon Sidewalkの利用できる範囲は、場所により異なるとも書かれています。
暮らしと仕事への影響
もし使えるようになれば、電池切れで締め出される不安を減らす工夫です。ただし、日本での発売も値段もわかっていないので、いまの時点で買う判断はできません。
いま使っているスマートロックがある人は、電池が切れたときの開け方を、確かめておく機会になります。
関西の暮らしと仕事での使いどころ
Ringの発表には、関西での販売や、日本の住宅に合うかどうかは書かれていません。ここでは、仕組みから考えられる使い方の例を挙げます。
- 家族の帰る時間がばらばらの家で、鍵を持ち歩く代わりに指紋やキーパッドで開ける
- 民泊や貸し部屋を営む人が、期限つきの暗証番号を発行する(発表の「いつまで入れるか決められる」機能の使い方の例)
- 親の家に、離れて暮らす家族が出入りの記録を確かめる
どれも例で、日本でこの製品が使えることを示すものではありません。
今日からできること
- 日本で売られるかは、Ringの日本向けサイトの発表を待つ
- 家のドアが標準的な単シリンダーのデッドボルトか、いまの鍵の種類を確認しておく
- 電池式の鍵を使っているなら、電池の残りの通知を確かめる
鍵の電池が切れて困るのは、たいてい荷物いっぱいの日やもんな。ダイヤルを回すだけで済むなら、ありがたい話や。