Googleは2026年10月21日、Androidの連絡先編集を見直す方針を発表しました。2027年の次期Androidでは、端末によって異なる編集動作を統一し、対象アプリからの直接書き込みを制限する予定です。
連絡先の追加・編集は標準画面へ
次期版以降を対象とするアプリは、連絡先への書き込み権限「WRITE_CONTACTS」で直接データを書き込めなくなる予定です。Googleは代わりに、標準の編集画面を呼び出す仕組み「標準インテント」を使うよう求めています。次期版では、この仕組みによる追加・編集に権限は不要となります。
新しい連絡先は、画面の半分ほどの入力フォームで登録する設計です。詳しい情報を入れる場合は、全画面の編集画面に広げられます。ただし、公開された画面のデザイン案は未確定です。端末メーカーによる見た目の変更は認めつつ、編集の動作はそろえる方針です。
日本での提供は発表には書かれていません。
暮らしと仕事への影響
Googleによると、従来は端末によって連絡先の写真が反映されなかったり、戻る操作で意図せず保存されたりする問題がありました。変更の狙いは、こうした操作の違いを減らすことです。機種が変わった際も、保存や編集の動きを把握しやすくする方向の見直しです。
また、従来の書き込み権限では、利用者の操作なしに連絡先を広範囲に変更できたとしています。標準画面を通す変更と、アプリが継続して連絡先を管理する機能を分ける点も重要です。
企業やクラウドとの継続的な双方向同期などには、別の権限「MANAGE_CONTACTS」を用意します。Android 17 QPR2で2026年第4四半期に導入予定で、利用者が設定画面で有効にする方式です。独自の編集画面があるだけでは対象になりません。
関西の暮らしと仕事での使いどころ
例えば、家族の連絡先を登録する場面では、名前や電話番号だけを入力し、必要に応じて詳しい編集画面を開く使い方が考えられます。家族のスマホ操作を手伝う際も、見た目と保存の動作を分けて確認するとよさそうです。
商売で使うアプリに取引先の登録機能がある場合、開発担当者は標準画面への切り替えを検討する必要があります。一方、会社の連絡先を継続して同期する仕組みは、新権限の対象に当たるかを別に確認することになります。